長谷川櫂『四季のうた---微笑む宇宙』を読了。

こういうアンソロジーは、現代の有力な歌人や俳人を
知ることができるのでありがたい。

ただ、大岡信氏の『折々の歌』もそうだが、スペースの関係で、
詩が取り上げられないのはつくづく残念だ。

戦後詩以降、現代詩人の詩にはとんと不案内である。
優れた詩を紹介・解説するコラムが一般人相手の新聞や雑誌にないからだ。

ちくま文庫か講談社文芸文庫かで、戦後詩以降の名詩選を大岡信か
谷川俊太郎あたりの編で出さないかしらん。
ま、やっぱり売れないだろうからダメか。