コーヒーのうまさを歌ったものではないが、コーヒーの出てくる詩歌で
まっさきに心に浮かぶのは寺山修司の次の短歌だ。

ふるさとの訛りなくせし友といてモカ珈琲はかくまでにがし

(訛り=なまり)

この珈琲(コーヒー)の味は苦い。

そうだ、俺は講談社学術文庫『寺山修司全歌集』を買わねばならぬ。
(それにしても、なぜ「講談社文芸文庫」ではなく「学術文庫」なのか。
謎だ)