猫の話が続いているから書かせてくれ。今でも絶対に忘れられない事がありました。

小学3年〜中学3年まで実家で三毛猫を飼っていました。田舎だったから自由に放し飼いしていました。
中学3年のとある朝、自宅から100mくらい離れた道路脇に、自宅の猫が車に轢かれていました。

どこから見ても自宅の三毛猫。車に轢かれて体の半分が潰れて内蔵も少し飛び出していました。
動転した自分は猫を持って自宅の玄関先に置いたあと、母にはその旨を説明して、
庭の水道で血の付いた手を洗ってそのまま学校へ行きました。

その日は一日中、潰れた三毛猫のことが頭から離れずにとても嫌な日でした。
夕方、自宅に戻ると既に三毛猫はいない。既に処分されていました。

それからしばらくの間、いつもいた可愛い三毛猫がいないと、家の中が変な感じでしたが、
月日が経過すると次第に記憶から薄れていきました。

今でも猫を見ると、可愛いときと潰れたときがあまりにも対照的で、複雑な気持ちになります。