「台所を汚すのが嫌だったので、毎日カップ麺ばかり買って食べていたら1ヵ月で4キロデブった。
それだけじゃなく、肌は荒れるし、だんだん気分は荒んでくるし、学校に行くのも嫌になり、
友達の電話にも出ずにサボるようになりました。実家にいるときよりも、コミュ障になった気がする」
「毎日ご飯を作るのがだんだん面倒くさくなって、お菓子ばかり食べていました。
おかげで徐々にご飯を食べる気力すらなくなり、一日平気で食事をしないこともありました。
すると、ある朝起きようとしたらカラダが動かなくて、ベッドから起き上がれなかったのです。
『あれれ?』と意識は朦朧としていましたが、なけなしの体力で母親に電話をして、
病院に運ばれて事なきを得ました。栄養失調でした」
「よく電気や水道を止められますよ。本当は引き落としにするのがいいんでしょうけど、その手続きも面倒くさくって。
ある日、熱が出て具合が悪くて家に帰ったら、水道がとまってる! 
冷蔵庫には何もないし、飲み水がなくて死にそうでした。自分を呪いました」
「エアコンをつけっぱなしで海外旅行に出てしまった。帰ったら部屋のなかが極寒の地になっていて、
電気代がすんごいことに……。ほかには、冬場にこたつをつけっぱなしにしたり、
やかんを火にかけたまま眠っていたら、空焚きで大変なことになったり……。ついつい無意識になってしまうのです」
「私は虫が大嫌い。自分の家にはさすがに出ないと思ったけど、出たんです、ゴキブリが……。
殺すのも嫌だし、死骸を処分するのも嫌だし、見てみぬふりをして、実はしばらく実家に帰っていたんです。
一週間くらい置いて夜、部屋に戻ってみると、廊下に5、6匹のゴキがうじゃうじゃ動いていました。
ええ、もうトラウマになって引越しました」
「ついついやってしまうのが、台所の洗い物を放置すること。夏場に1ヵ月くらい放置していたら、
腐って大便のようなにおいが台所に充満してきました。
実は、そのとき作ったひき肉料理の残りが腐敗してウジがわき、相手にするのも嫌だったので、
さらに放置していたら、孵化してハエになり、ちいさな卵の殻がぽつぽつと残っていました。
あまりの恐怖に、洗うのも嫌だったので食器ごと捨てました。もちろん、アパートの管理人から怒られましたけどね。
そのほか、使用済みの生理用ナプキンを放置していたら……(以下自粛)」