(少し遡るが…)ホンシムの養父ヨン氏が、ウォンドゥクが何かやらかしても特に
怒るでもなく、逆に読み書きが出来ると知ると賢さをとても喜んだりするという
ある意味バカ親のような対応をするのが、自分が記憶喪失の男をウォンドゥクに
仕立て上げてしまった後ろめたさからなのか?と思っていたが、
実はウォンドゥクに、亡き妻との間に生まれてくるはずだった息子の姿を重ねていた
というエピソードにほろりとさせられた
仕事を一から教え、出来栄えを褒める姿が本当に息子のようにウォンドゥクを可愛く
思っているのが伝わってきたし、実の親子であっても王と世子の微妙なよそよそしい
関係よりもよっぽど本当の親子のような温かさがあり、台本や演出が上手い
ウォンドゥクとホンシムのやり取りを、黙ってニコニコ嬉しそうに見守っているのも
ヨン氏の人柄が伝わってくる
このドラマ若手俳優がメインではあるが、キムチャオン役のチョソンハや
ヨン氏役のチョンヘギュンといったベテラン俳優がいい味をだしている