BSジャパンでの最終回の余韻が残ってたのでイ・サンについてググってみた

Wikiによるとイ・サン(李?)は死後99年目に当時の朝鮮王朝の第26代の君主の高宗が、王ではなく皇帝であることから正祖宣皇帝という廟号と帝号を追尊されている
族譜上は高宗がサド(思悼)世子の息子の恩信君(ドラマ未登場)の孫だから、サド世子の血を引く王だったイ・サンに帝号を贈ったのは先祖を尊ぶ儒教的に道理なんだろう
逆に元々の廟号は番組の表記にある正祖ではなく正宗で、イ・サン崩御当時、当時の老論派が占める朝廷にあって
王としての評価は英祖より下だったということなんだろう(宗号は祖号より格下なので)
イ・サンの諡号などの総数が親の英祖と息子の純祖(ドラマでは最終回に登場してた世子)の半分もないってのには老論派の悪意すら覚える
純祖は親・祖父と違い凡君だったが、勢道政治を起こした外戚・安東金氏一族が自分らの権威上げに純祖の諡号を増やしまくった印象
ドラマでのラスボスであるテビ様(貞純王后金氏)がその安東金氏出身で、同氏60年の勢道政治の礎を作ったというのがまた皮肉(ドラマのテビ様の不敵な笑みが脳裏に浮かぶw)
イ・サンで色々気になったからググるとドラマではわからんかった新事実に色々と驚かされた

ともかく死後には皇帝にもなったイ・サンなので、皇帝正装の黄龍袍もさぞ似合ってただろうなとイ・サン役のイ・ソジンさんの赤龍袍姿を脳裏に浮かべつつ思った