イ・ビョンフン監督の作品はほとんど見てきましたが、この作品は一番残念な作品です。
一番の原因は大妃ですが、まずは首医が誤診した王をクァンヒョンが正確に治し、その後
中国の王妃も首医が治せずクァンヒョンが最終的に治し、もう治療の見込みが無いという
側近を同じくクァンヒョンが足を切断して治し、世子もスッキ姫も最終的にはクァンヒョンが
治してました。首医はほとんど何も出来なかった。それを全て知っているのになにかにつ
けて、『首医、首医』と誤診や直せなかった首医を起用するのは完全に頭がおかしいので
はないかと思ったりします。
他の医学生や医女も同じ。ヘマやたくらみばかり馳せている首医に「そんなことをするはず
が無い」なんておかしい。普通なら「あの首医なら何をたくらんでいるかわからない」でしょ
?見ているのは主役の二人のラブストーリーが見たいのみ。他の設定はもう見るに値しま
せん。これが「トンイ」「イサン」を作った監督の作品と思えません。