韓ドラファンには評判が悪いが、『チュノ』には評価すべき点もある。
1 「奴」や「婢」などの刻印を顔に押された奴隷など、自国にとって恥ずかしい歴史をきっちりと描いた。歴史美化の捏造ドラマではない。
2 「恨」の思想がはっきり出ている。『春香伝』以来の韓国芸術の本来の伝統に則っている。本来の韓国芸術の伝統は、ハッピーエンドではない。
3 主題歌が名曲。オッポクの1人テロリズムでバックに流れるラップのセンスも悪くない。
4 映画の技法を初めて韓国ドラマに導入した。揺れるカメラワークにより、乱闘シーンの迫力が増した