ザガーロを育毛剤として推奨している日本と韓国。

他国では前立腺肥大薬としてのみ承認されているのに対し、日本と韓国の2か国でのみ承認された最大の理由はプロペシアやフィナステリド製剤の副作用は周知されていなかったことです。

ところが2017年7月4日、韓国保健省が韓国国内でプロペシアを製造する韓国MSDに対し、プロペシアを服用することによって鬱などの症状を発症する恐れがあることを注意事項に明記するよう指示を出しました。

韓国の中央日報を含めた大手メディアでも報道されました。
http://www.ytn.co.kr/_ln/0103_201707040755031455

美容整形大国である韓国では様々な医療機関が競うように新しい美容整形や美容医療が導入されています。

その多くが韓国で有名な大学などで研究が行われたなどとのキャッチフレーズの元、世界初との触れ込みで治療が提供されています。

ところが効果や安全性などの十分な検証が疎かになっていることも問題となっています。

育毛治療においても同じ現象が起きており、韓国内で施されている育毛治療などをアメリカやヨーロッパでは耳にしたことがないような手法がとられています。

実際、韓国では裏付けとなる大学や研究者などの臨床試験なども一定の報酬を支払うことで有利な結果が発表されてしまうことが社会問題となっています。

韓国の美容整形、美容医療、育毛治療などは裏付けるとなる根拠も乏しく、明確なエビデンスなどの開示がされないまま、自然消滅していく治療法が過去にも沢山ありました。