ポストフィナステリド症候群(PFS)の発症パターン
 
1.フィナステリドの服用をやめてから、10-20日以内に、
  フィナステリドによる副作用が、一時的に解消します。
2.しかし、服用をやめてから数週間から数か月後、内分泌物系が完全に壊れ、
  テストステロン、LH、FSHのホルモンのレベルが、
  性腺機能低下症のレベルにまで急激に低下します。
  また、このとき、以下のバランスの崩れを伴います。
  ・エストラジオール、TSH, プロラクチン, SHBGの上昇
  ・3a-diol-Gレベルの低下
  ・ビタミンDレベルの低下
3.それと同時かつ急激に、性腺機能低下症と共通の症状が現れます。
  (症状については、。こちらのページを参照ください)
4.症状は不可逆で永続的です(数年経ってさえ)。
  症状はわずかによくなったり元に戻ったりを繰り返します。
5.男性ホルモンのレベルや反応を元に戻そうとする以下の行為によって、
  わずかですが、長期的に改善が見られることがあります。
  ただし、波があって変化しやすいです。
  ・クエン酸クロミフェンやヒト絨毛性ゴナドトロピンの服用
  ・テストステロン補充療法
  ・estrogen/prolactin/TSH management protocols
6.テストステロンやDHTのような男性ホルモンの超生理学的な投薬
  (おそらく過剰投与の意)を行った人がいますが、
  一時的で波のある改善はあるものの、数時間か数日、数週間で、
  元の性腺機能低下症の症状が戻ってきます。
  あるいは、元より悪化することもあります。