http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160205-00000019-jnn-soci
研究チームは、マウスを使い、毛をつくる細胞の種となる「毛包幹細胞」が、年をとるとどのように変化するかを調べました。

 その結果、年をとると幹細胞が毛をつくる細胞を生み出す代わりに表皮の細胞となり、フケや垢として脱落していくことがわかったということです。これにより毛を生やす「毛包」が縮んでいき、毛が細くなって失われていったということです。

 幹細胞の機能の維持には「17型コラーゲン」というタンパク質が必要で、幹細胞で「17型コラーゲン」が失われていないマウスでは、加齢による脱毛が抑えられたということです。

 研究チームは、「脱毛症の治療法の開発につながる可能性がある」としています。(05日04:00)