この表現は明治大正期には既に使われていたというが、その語源は明らかではない。主な説として次のものが挙げられる。
四つ足 -> 動物 -> 畜生、人間以下の意味。
被差別身分であった〈穢多〉の専業として、弊牛馬(農耕作業に耐えられなくなった牛馬)
、つまり「四足(よつあし)」動物の処理をおこなっていたところからつけられた蔑称として江戸時代から使用されていた[1]。
小指から士農工商と数えると、親指で穢多非人だから。
平民が5だとすると、人格的に何か1つ足りないから。
外部と通婚ができず狭い部落内での近親婚が重なり、指の欠損など奇形児が多発したから。
武器を持って蜂起しないよう、親指を切り落とされたから。
などである。

「四つ」を表すジェスチャー[編集]
「あいつはこれや」と指4本を出しながら部落出身者であることを差別的に指し示す行為。差別的な意図のもとで行われる、あるいは意図がなくても差別だと誤解を招く行為を部落解放同盟は抗議の対象とした。
指のしぐさで4を表すケースは様々にあり(例えば4時、4個、4歳など)これが無条件絶対的な差別表現でないことは言うまでもないが、部落解放同盟の抗議を恐れたメディアや企業は4本指に見えるイラストや写真、映像を、厳しく自主規制した。

職業差別 障害 民族という何重にもわたる酷い差別用語