私の目の前にはグレカーレが物怖じもしない様子で立っている。
「で?提督はどうしたいの?」
子供には似合わない挑戦的な瞳で私を見つめている。
私が言葉に詰まっていると小ぶりな舌が唇を舐めた。
その瞬間私の中で何かが壊れた。
私は思わず