何度も何度も襲ってきます。

叩きつけられる現実。児童絞殺未遂も。
顔が真っ赤に染まった我が艦豚隊の咆哮が次第に悪化していきます。

轟音と殴られたような衝撃と共に、苦情が突き刺さります。
数えきれない・・・・・・それもtwitterで拡散!?――言論統制を!
でも、悪評はダメージコントロールの許容範囲を遥かに超えていきました。

あぁ、艦王の威厳が――。

輪形陣の前衛を護る学徒兵隊の姿は・・・・・・見えません。
最後の視界に映るレッパラに、もう、平松の姿もありません。

ヘイトスピーチが聞こえる。
どうして――?

目を開けました。
明るい青空――。
気持ちいい。

周りも見渡すと見知った艦豚騎士が大勢います。
皆、一般人を見て威圧している?
泣いている子供もいる。
ああ、平松、イチソ。無事だったのね、よかった。
たくさんの学徒兵、中年艦豚に囲まれて体を起こします。

手を差し伸べてくれたのは金剛石、そしてYSR?
先に逝ったはずの大和爺たち、私の顔を見てなんだか嬉しそう。

それに、カシス、スカタン?
たのうごろう、きぃのんも――。
剣斬に平山、いど、あれはシルマ?

統一幕僚長、fuck azurはもちろん、、それに酒屋てんちょ、栗田まで。
ここは――いったい?

そして、あなたが艦豚なのね。
そうか、それなら――。

私は「謙介」。
戦艦「謙介」。

minatokuですって?
違います!
艦豚なら、わかってくれますよね。
私は、田中型戦艦一番艦「謙介」。

敵艦船擬人化作品捕捉――。
全主砲、薙ぎ払え!

「謙介」推して参ります!
艦豚、ずっと貴方と共に。