太陽系第三惑星「子宮」。子の宮、かつてはその名の通り平和で繁栄したこの星は、今や戦いの只中にあった。
「爛然の子」達による通称・らんし軍。「精励の子」達による通称・せいし軍。
その力差は圧倒的で、せいし軍3億もの兵士が戦いを挑んでもらんし軍一個分隊にすら敵わない有様だった。
撤退を続けるせいし軍を追うらんし軍。ついにせいし軍の息の根が止められようとしていた。
─そこへ、古びた書物を携えた一人の男が現れる。彼こそが、無窮の陣形を駆る「48手」の使い手。
この戦争を終わらせるもの。後に語り継がれるこの「子宮大戦争」は、
今、その男(あなた)の登場によって局面を大きく変えることとなる─

頭おかしいよ…