このゲームはリアルな冒険者をテーマにしてるんですよ
罠で負う怪我…
モンスターとの戦いで残る傷…
傷は消えるけど命は確実に削られていく…
それらは天命という形でリアルに表現しています
遠くの冒険者を雇うために必要なお金が増えるのもそういったリアリティからです
ですがそういったリアリティだけだとゲームとして成立しないんですよね
そこで転生という要素をつけました
冒険者の残した功績が時代に受け継がれるんです
繋がれていく歴史…
それも私が表現したかったものです
ですから誰かが残した偉業がみんなに受け継がれる…
リアリティと人との繋がり
この2つが英雄RPGのテーマです

死亡システムについてですか?
プレイヤー目線で見れば嫌な要素でしょうね
死亡は英雄クロニクルの頃にスタッフからも反対意見がでました
私もプレイヤー目線で見れば理解はできますよ(笑)
ですが、私はあえてプレイヤーキャラを死亡させたいんですよ
先ほども申し上げました通り、リアリティです
架空のファンタジー世界だからこそリアリティを感じて欲しい…
リアリティのあるファンタジー世界だからこそロールプレイが盛り上がりませんか?
今はまだプレイヤーの皆様は理解できないかもしれません
それはまだロールプレイ文化が未熟であると私は思うのです
私は英雄RPGでプレイヤーを昇華させたいなんて野望も持ってるんですよ(笑)

                         ―― オッド ――