初期の生命が化石として見つからないのは単細胞生物だから。(稀に細胞膜の痕跡が残る場合もあるが)
シアノバクテリアの場合は、光合成とともに群体を作るためにカルシウムの石を作るから、その石が化石として見つかった。
ともあれ、細胞型生物は徐々に細胞生物としての機能を増やしていったと考えられるが、堅牢な細胞膜が確立してない時代の生物の元祖が見つかることは考えにくい。
また、トカゲ等の爬虫類は、少なくとも地球の生物史の中ではエリートだよ。確かな脊椎、皮膚構造、骨格、筋肉、獲物を環境を判断して狩り、季節や突発的な環境変化などにも対応するところから、生き物としてはさほど我々哺乳類と違わない。
むしろ、脳を二機能化し、論理脳が破綻すると「キレて」感情脳に制御を移譲するシステムの哺乳類よりも複雑な判断をしている可能性もある。
トカゲまで行けばその環境では既に様々な把握できない相の生物がいる環境となっているはずということも考えて見て欲しい。
なので、せいぜいというところでトカゲを持ち出しても意味はないと俺は思う。

https://www.geolab.jp/science/2005/06/science-025.php