大貫のtweetより。自動車税改革とみちびきの関係性について

税金を取るにはその基準となる数値を正確に測る必要があるので、
ガソリンスタンドの計器は計量法で検定を受けたものしか使えない。
逆に言うと、自動車の走行距離に課税するには、
走行距離を測る装置を国や自治体の責任で検定しなければいけない。
おそらく「みちびき」の整備が不可欠だったのだろう。

衛星測位だけでは移動距離を正確に測ることはできないけど、
衛星測位なしに測ることもできないだろう。
しかしGPSの精度を日本政府が保証することはできないから、
「みちびき」のみによる測位ができて初めて、
課税標準として移動距離を使えるようになるのではないかな。
中国と違って自衛隊はGPSに依存しても特に困らないが、
国税庁は困ると考えるとちょっとおもしろい。