英語だと大文字小文字を別に数えても52文字スペースだのピリオドだのもろもろ含めても三ケタまで行かないけど日本語は常用漢字だけで四ケタ超えるからこういう例えとは相性が悪い

実例を一つしか知らないことの発生確率を推定しようとすることにそもそも無理があるわけだけどそれでもその唯一の実例たる地球生命の歴史に基礎を置いて考えるしかないとすると…

地球が生命が存続可能な状態になって実際に生命が発生するまで六〜七億年ほどでそこから真核生物が誕生するまで二十億年近くさらにそこから多細胞生物が誕生するまで十億年ほど

これからすると地球生命史で一番重要で難しかった出来事は生命の誕生ではなく真核生物の誕生でそれが成った時点で多細胞生物の誕生は約束されていたんじゃないか

…というのを本で読んだのはけっこう前の話で現在では真核生物の誕生がその本が前提としていたのよりもだいぶん前倒しされているようで真核生物の誕生より多細胞生物生物の誕生の方が重要で難しいステップだったかも

多細胞生物十億年の歴史の以前にその三倍以上単細胞生物だけの生命史があったわけで宇宙には単細胞生物は割といるかもしれないが多細胞生物は少なくともその三分の一以下しかいない?

多細胞生物誕生から人類(というより電波文明?)まで十億年っていうのはけっこう短い気はする;あっという間に滅びてしまうかもしれないけど…