クルードラゴンの操縦法
https://www.theverge.com/2018/8/15/17688388/spacex-commercial-crew-astronauts-training-dragon-iss-launch

実際のところ、彼らはドラゴンを操縦する必要はない。
基本的には、全自動なのだ。
もちろん、トラブルがあったり、予定を変更する場合などは別だ。

船長とパイロットの前には、3画面のタッチスクリーンがある。
実ボタンは数十個しかなく、その大半は緊急時の操作用だ。
メインスクリーンは主に、飛行経路を表示するためのものだ。

宇宙空間でマニュアルでの軌道変更もできる。
宇宙服のグローブ越しにパネルをタッチすると、スラスターが噴射されるという具合だ。
もっとも、ISSへのドッキングは全自動で行われる(IDA-2ポートへ自動ドッキングする)

最も使いたくないボタンは、コンソールの中央にある。
「脱出」と書かれたボタンをひねり、手前に引くと、アボートシステムが起動する。
とはいっても、実際には船内コンピュータがいち早く異常を察知し、人間よりも早く反応するが。

クルードラゴンの目標は、全自動だ。
クルーは基本的に、おおらかな気持ちで座席に座っているだけだ。