北海道大樹町のベンチャー企業「インターステラテクノロジズ(IST)」は1日、小型観測ロケット「MOMO(モモ)」7号機を3、4両日のいずれかに同町の発射場から打ち上げると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため見学会場は設けず、無観客で実施する。

 ISTは昨年7月にも同機の打ち上げを試みたが、エンジン点火器の不具合で直前に緊急停止。このため、エンジンシステムや電子装置などを全面的に改良し、機体も新たに製造した。 

 モモをめぐっては、2019年5月4日に打ち上げられた3号機が国内の民間単独では初めて宇宙に到達したが、これ以降は成功していない。ISTはスポンサーの意向で先送りしていた6号機も今夏中に打ち上げる。.、