https://www.futura-sciences.com/sciences/actualites/acces-espace-callisto-demonstrateur-lanceur-reutilisable-horizon-2020-69898

今回、アリアン6は再利用型とはしなかった。
大切なのは、コストを半分にし、かつ独自の宇宙アクセス能力を維持することだ。
しかし世界では、再利用型のロケットが次々に登場し、競争が始まろうとしている。
我々は2030年までに再利用ロケットでアリアン6のコストを更に半分にする。

開発のポイントは2つだ。メタンエンジン「プロメテウス」と、再利用技術。
プロメテウスは現行ヴァルカンエンジンの1/10のコストの再利用型エンジンだ。
2020年にドイツで燃焼試験を行う。

また再利用型については、2020年にカリスト試験機をギアナ基地で打ち上げる。
この開発にはフランスCNESの他に、ドイツ宇宙機関と日本のJAXAが参加する。
2025年にはカリストの10倍大きな「テミス」試験機を開発する。1〜3機のプロメテウスを搭載する。
これは将来的に、2030年の「次世代アリアン」へと繋がるものだ。

カリストは全高13m、直径1.1m、重量3.6トンの試験体で、機体は3カ国が協力し、日本で組み立てられる。
着陸脚と制御機構はドイツが、水素タンクはドイツとフランスが、酸素タンクとエンジンは日本が提供する。
カリストは高度35km、マッハ6に達し、その後100m離れた着陸場に降りる。
ファルコン9の下段と同じような飛行シーケンスで戻ってくる。
ギアナでこのような回収試験を行うのは始めてであり、安全対策が必要となる。

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翻訳はそんなに間違ってないと思うんだけど、、、
日本では聞いたことも無いような情報だな。
これが本当なら、カリストって、ほとんど日本のロケットじゃね?