軽量衛星投入にアリアン5はデカすぎて困るから、
SSOやGPS衛星、GTO中型衛星などにはソユーズを使ってた。

アリアン6はSRB2本のA62とSRB4本のA64があり、
前者はソユーズを代替、後者はA5同様にデュアルロンチの予定だった。
目標コストはA62(GTO4.5トン)が7500万ユーロ(100億円)、
A64(GTO12トン)が9000万ユーロ(120億円)。

A62はソユーズよりはコスト高そうだけど、ソユーズ使い続けたら、
A62の意味が無くなってしまう。
ぶっちゃけA62って、コスパ悪いかもしれない(H3-22型と同格の性能)ので、
結局A64で今までどおりデュアルロンチ主体になるのかな?

A6最終版は無難で開発リスクが低そうではあるが、
迷走の末に固まった”やっつけ次世代機デザイン”であることからも、
海外の掲示板とか見てても、A6の設計が良いとする評価はほとんど無いようだ。
正直ESAとしても、「ちょっとやらかした、マズい・・」と思っているのでは?