ロケット総合スレ22
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。
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(ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで)
前スレ
ロケット総合スレ21
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1503317677/ >>663
デルタ2は引退するけど,ソユーズロケットで火星探査機(Mars express)とか
金星探査機(Venus express)打ち上げられたことあったな.
地球ー太陽のラグランジュポイントにも Gaia など
インドの PSLV も火星探査機打ち上げ実績あるね.
デルタ2,ソユーズ,PSLV
GTO 打ち上げ能力で比較すると Falcon 9 より一回り小さいロケットだけど,
活躍している.
>>668
単純に規模が正義というわけでもなさそう.
多段構成にするとかまたは上段の比推力が大きいとデルタ V が稼げるとか,
上段の誘導能力が重要とか. >>662
ロケットに木星以遠に飛ばせるパワーがあっても,誘導精度が低いと
目的とする天体からかなり離れたところでフライバイすることになって,
科学探査機としては失格になる.
あるいは探査機側での軌道修正量が多くなりすぎて不利.
逆にロケット側,特に上段の誘導精度が高いと,
探査機側の軌道修正(=燃料)が少なくて済む. 遥か遠くへ向かうんだから、
早めに誤差修正すれば、わずかな修正で済むんじゃね?
フライバイだって、探査機側の修正は必要だし。 いい感じでロシア外しが始まったな。
ロスコスモスがプーチンの意向を無視出来るとは思えんが… >>672
だから,探査機での誘導制御に先立つ,ロケットの上段側の誘導精度が重要
Soyuz+Fregat はその要求をみたしている.
また Atlas-5 や Delta-4 の上段の Centaur も
H-IIA の上段なども誘導精度が高い. プーチンって宇宙探査に興味あるの?
ルナ25号なんて90年代終わりから飛ばす言ってるのに未だに今度やる今度やるって言ってるんだけど >>675
凄いのは最近の政治力。
第二次大戦後の世界を裁定する資格があるのは日本、次点でインドだからな。
>>676
探査に興味は無くても、軍拡はしたいだろう。 >>671
意外だが月・惑星探査機においての最終段ロケットは、それほどの軌道投入の精度は要求されない。
スピン安定だけの固体モーターでも十分ってレベル。
ボイジャーやパイオニアも最終段はスター37とかだったし。
日本だって精度の悪いM-3SIIで月・惑星探査機を飛ばしてたでしょ。 MOMO2号機 4月28日に打ち上げ
http://sorae.info/030201/2018_03_27_momo2.html
4月28日(土曜日)の11時?12時30分に打ち上げると発表しました。
予備日程としては4月28日の午後、4月29日?5月5日が予定されています。 >.678
最終段がスピン安定の固体ロケットでも,
その手前の段で姿勢制御して打ち出す方向精度を稼いでいるわけで.
(エンジンのシャットダウンが自由に出来ない難点はあるが)
ところで,Voyger 1 は2段目の推力不足で失敗寸前だったとか,
3段目の Centaur を予定より長く燃焼して補って何とか目的の軌道に載せたとか.
最終段はスピン安定の固体ロケットだけど,その手前の段で頑張っていたんだ
多段の構成ではこういうリカバリができるんだな.
M-3SII でのハレー彗星探査機は,十分接近したとは言えない.
M-V 辺りになると,全段固体ロケットでも軌道をやや蛇行させるとかで,
軌道投入精度を稼いだけど.
あとまあ,ロケットの航法システムの精度が大事で,
当然ながらジャイロとか慣性航法システムの精度以上は出せない.
うーん, M-3SII の探査機はロケット最終段を兼ねていると言うのはその意味もあったか.
探査機側は地球との通信遅延とかドプラー効果など利用して
航法精度を高くすることは出きるけど,制御に余分な燃料は必要だな. >>669
この中でインドの PSLV+ マンガルヤーンはやや別で,
まず地球周回の長楕円軌道に載せてから,
探査機側で7回スラスターを吹かして
火星遷移軌道に投入している. >>681
ロシアのフォボスグルントも、パーキング軌道投入後に離脱噴射する予定だった。
フレガードがお亡くなりになったせいで、どこにも行かずに落下したが。 >>682
Fregat はロケットの上段ステージではないかな?
推力も 20kN なんで,
マンガルヤーンの推力 400N の50倍.
パーキング軌道からの離脱も予定では2回の噴射で十分だったはず. >>683
他人のレスを疑う前に、少しはググってから書けば? >>683
はて,フォボスグルントが、パーキング軌道に投入してから火星遷移軌道に向かう予定だったこと自体は否定してないが?
また,fregat の推力 20kN とか,上段(upper stage) と言う記述は
http://www.russianspaceweb.com/fregat.html いつのまにFalcon Heavyが精密誘導できないことになってんだ?
2段目は液体燃料だしスロットリングも燃焼時間の制御もできるので、
原理的にはH2AやDelta、Atlas、アリアンと誘導精度かわらないでしょ? >>686
そんなレスは明示的には書かれてないけど?
Falcon Heavy には当面惑星探査機の予定は無いという事実はあるが
>>664
>>665
一応,Falcon 9 の方は月探査機の予定まではあるけど... 必死でファルコンの上段の制御精度にケチつけてるのは1人だけだろ。
ファルコンヘビーは、コアのみ使い捨てで「9500万ドル/能力1割減」なんだから、
天文科学界としては光明だよ。
ミッション期間短縮で論文早く書けるし、コスト削減になるし、
重たい余分な観測機器載せられるし、衛星燃料や構造の冗長性の追加も可能になる。
パワフルで安いロケットの登場は、良い事ずくめだよ。
FHの当面の予定?
そりゃ深宇宙探査機は、10年単位での開発期間だからね。
探査機本体もクッソ高価いから、先ずはFHでの実績づくりからだね。
BFRが登場すれば、汎用の離脱ステージが欲しくなるところかな? 高い金出して作った有人ドラゴンも使われることなさそうだね むしろ、何が何でも早くドラゴン有人船をデビューさせるだろ。
これ以上ソユーズに乗り続けるのは、政治的にやばい。
さらに、LOP-G(DSG)にロシアを入れて良いのか悩むレベル。
LOP-Gは今後、20年以上続く計画だぞ。 >>688
>そりゃ深宇宙探査機は、10年単位での開発期間だからね。
流石に10年後には,Falcon 9/Heavy は世代交代しているでしょ.
5年程度なら,Falcon 9 での(小)惑星探査機はありかも
(Heavy は開発時間的に,BFR とのバトンタッチが控えて中途半端な気が) GSLV-Mk.IIってさ、1段目よりブースターの方が燃焼時間が長いんだけど
これで良いのか?w NASA新予算についての内容など
https://spaceflightnow.com/2018/03/23/space-launch-system-planetary-exploration-get-big-boosts-in-nasa-budget/
2018財政年度の予算は、SLSロケットに21.5億ドル、Orion宇宙船に13.5億ドル、計35億ドル(3700億円)が成立。
読者コメント欄で、SLSがあらゆる読者から、これでもかとばかりにフルボッコ。
このドブ金を、より有意義な宇宙開発に振り向ければ、どれだけ素晴らしいことが実現できただろうかと。
みんな考えることは同じか・・ H3の開発費が全部で1900億
H2Bなんて260億
日本は貧乏過ぎた・・・ >>696
液体ブースターはコアから分離せず最後まで一体のままだし、
固体コアはGSLVのそれと異なり噴射角制御系を持たない。
コアとブースターというよりは、全体で固液並列の1段を構成しているようなものかと。 >>700
一体で1段目ってのは判る
PSLVから継ぎ接ぎで大きくなってきた経緯も知ってるが、
あまりに歪な構成に、いつも違和感があるw >>697
スペースシャトルの技術を流用して開発費削減という話はもうしてないんだな >>701
搭載形状や燃焼パターンが変則なクラスタは色々あるけれど、
流石に固液混在というのは計画機を含めて他に聞いたことがない。
ちなみに最新型のMk3はTitan-Centaurを近代化・簡素化したとでもいうべき構成だけれど、
次世代ではウクライナ由来の液酸ケロシンエンジン(しかもORSC)を導入予定で
まずはコア下段を置き換えると報じられている。
実現すればケロシン下段に大型固体ブースター、水素上段という構成になるが、
この組み合わせは同じく開発中の長征8号以外に類例がないはず。 太すぎても、長すぎても、バイコヌールへの貨物列車には載らないから、
いかに全長を伸ばさずに、なおかつ個々のタンクあたりの直径を増やさずに、
少しでも燃料をたくさん搭載できるか、という苦心の作ですかね?
ロシアの変態設計は、ロケットマニアのロマンに溢れている。 タンクを大きくしたくないって言うと、水素はダメだしな。 初期アトラスのバルーンタンクに途中エンジンだけ捨てる方式も大概 酸化剤タンクの周囲にブースター風に燃料タンクとエンジンを配置するプロトンも鉄道輸送を考慮した結果なのだろうか 大型ロケットなら船で運ぶのが便利だろう。
射場だって、海岸がいい。
でも、当時は冷戦時代。ロケットは国家の最高機密。
モスクワ郊外の工場から、遥か彼方の秘密基地バイコヌールへと。
しかしここで一つ、困ったことが。
高性能なロケットには、巨大な燃料タンクが必要になる。
しかし・・
ロケットの最適設計はしばしば、政治状況によって歪められるという例。
今は昔の話だって?
多かれ少なかれ、多くの国が過去の軛から逃れられない。
自由なのは、新興国と新興企業。 まあ,Falcon 9 の胴体直径は,
政治情勢と言うより単に高速道路輸送の制限と,
生産設備を変更したくないという事情で決まったもので,
後期型でエンジン推力あげても,長さを伸ばすことで対処したわけだし.
後期型の Merlin 1D の開口比 16 と言うのは世界最小の部類で比推力からはデメリットで,
しかも Merlin1C より燃焼圧力をかなり上げたにもかかわらず,
第1段のノズル直径を大きくして開口比を上げるわけにいかなかったのは,
胴体直径を変えたくなかったから,
多分,構造質量面でもあれほど細長くなると不利
てなことで, falcon 9 も過去の軛を引きずっているんじゃないかな.. いや,SpaceX に対抗する新興企業と言えば,
Blue Origin 社,ロケットとしては New Glenn じゃないかな.
SpaceX 社の枠内でも,Falcon Heavy は過去を引きずりすぎている.
本格的な次世代機は BFR だろう. ニューグレンは、ファルコン9を横目で見ながら設計した。
「ファルコン9はむしろ、ここをこうすれば良かったな」という点が
改善されている。
しかしニューグレンにも罠、というか軛になりかねない点がある。
それは、ULAへのエンジン提供。
全く金に困っていないベゾスが何故そのようなことを決断したのか?
ULAにエンジン提供すれば、それは信頼は高まるだろう。
一方で、
・エンジン出力を大きく増強し、全体設計が変更され、開発が遅延し、コストが上がる可能性
・ロケットダインなど、古い宇宙企業と仲のいい議会が、鵜の目鷹の目で吊るし上げる
・空軍ロケットに使う以上、単なるベンチャーロケット会社以上の信頼性を厳しく求められる
・エンジン工場を、射場から遠い有力な連邦議員の地元に新造するハメになった
・官需ではヴァルカンのライバルである一方で、エンジン提供では提携し、官需に参入できるか微妙な関係に
・ヴァルカンが軛となり、BE-4の自由な改良に制約が生じる可能性
・完全なワンマンで自由かつ秘密裏に行ってきた開発を、ULAとの関係で議会などに公開し質疑を受ける必要性が
正直、アトラスVの問題点は、唯一RD-180(ロシア製)だったのだから(価格は官需ゆえ大した問題ではない)、
機体は大きく変更せず現在のままで、エンジンだけそっくりAR-1に換装するだけで済んだはずなのだ。
一方、BE-4を採用したからと言って、ヴァルカンが市場で競争できるとは思えない。
ヴァルカンのBE-4採用は、ブルーオリジンにとってもULAにとっても、果たして良かったのか・・? ブルーオリジン、ニューグレンの2段目エンジンを、BE-4UからBE-3Uに変更
http://spacenews.com/blue-origin-switches-engines-for-new-glenn-second-stage/
数ヶ月ほど前に決定したという。
BE-4U(再点火可能な真空用BE-4)の開発は当面棚上げする。
確実に2020年中にニューグレンを打ち上げるために決断した。
3段式は深宇宙用のバージョンだが、これは2段目タンクを延長し、
2機のBE-3Uを搭載することで対応する。
設計変更に伴う性能の変化についてはノーコメントだった。
ブルーオリジンは、ULAやスペースX、OATKなどがひしめく
空軍の衛星打ち上げ事業への参加を希望している。
ULAは現在もまだ、ヴァルカンのエンジン選定を決定していない。 ブルーオリジンの秘密主義はSpaceXとは真逆だよな。
なんのメリットがあるんだろう?
とりあえず、宇宙ウォッチャーにとっては情報不足で困るので適時公開してほしい(切実 やはりBE-4の試験・開発は、多少遅れ気味だったということか。
BE-4は海面上で250トンf、真空中で290トンfということだったが。
BE-3Uは、真空中68トンfの計画だから、、大幅に推力低下だね。
ニューグレンは、ちょっと性能低下するのかね?
タンクも水素用タンクに変更になるし、上段燃料搭載量も減るかな?
1段目タンク容量や飛行シーケンスにも変更が?
当然みんな、そこを知りたいのに、相変わらず秘密主義か・・ 実際に作ってるうちに、メタンのデメリットが出て来た感じか 上段に使うには、水素には敵わないってのは常識だと思うけど、
それでもメリットは、「基本は1種類のエンジン開発で、上段・下段に使える」ってことだよね。
(BFS用は、火星で燃料作ったり、地上に着陸するから、メタンにする意味はある)
でもブルーオリジン社の場合は、水素の小型エンジン(小型というにはちとデカいが)
の方が先に出来てて、しかも飛行実証もされ、有人対応でもあるってこと。
まだ未完成のBE-4を新たに真空仕様にするよりも、
既に飛んでいるBE-3を真空仕様にしたほうが早い、ってことかな。
それにBE-4は、再利用前提の二段燃焼サイクル。
BFSと異なり、使い捨てにするには、あまりに高価でもったいない。
BE-3なら、タップオフサイクルで、シンプルな構造だ。
またBE-4は、1段用でも既にかなりデカい。
もし上段用にノズルを付けたら、どれほど巨大になるか・・
(マーリンID-Vacどころか、あのサターンVの上段「J-2」エンジンの3倍近い推力)
「1段にメタン(LNG)使うなら、上段にも同じものを使えばいいじゃん。
え、上段に水素使わないの? ・・まぁいいだろう」 という欧米勢、一方で、
「上段にも1段にも、水素でエキスパンダーブリードで行こう。
今回も1段に水素使っちゃうの? ・・まぁいいだろう」 と決めた日本。
比較するようなものではないけれど、何となく面白いね。
そして今回、ブルーオリジンが上段水素に回帰した形。 理想的は、1段目が炭化水素、2段目が水素じゃないかなぁ ニューグレンは直径7mでデルタ4やH2Bよりさらに太ましい。
だから液体水素にしても充分なタンク容量を確保出来そうね。 >>721
>「1段にメタン(LNG)使うなら、上段にも同じものを使えばいいじゃん。
>え、上段に水素使わないの? ・・まぁいいだろう」 という欧米勢、一方で、
ヨーロッパで次世代機として開発中の Ariane 6 は1段も2段も液体水素,
次々世代でLNG エンジン(Prometheus)と,
Callisto ロケット(再使用)を研究しているとは聞いているが,
後者への投資額は Ariane6 の 1-2%
あと,Callisto ロケットは実験機の側面が強く,
打ち上げ能力は Soyuz より低いだけじゃなく,
Vega より低い. >>722
フォンブラウンは60年前にそれを読みきってた訳だな >>716
>>718
上段の比推力は大きくなるので,性能低下はそれほどでないと思うが
(GTO はむしろ有利かも),
開発に遅延が生じる可能性が高いのでは? 読むも何も速度が小さいとこで比推力の大きいエンジンは不経済って真っ当な帰結 まぁ地球から打ち上げて、すぐに使っちゃう分には液水がベストだが
しばらく放置しておくならLNG一択ですよ。 軌道上で長期間放置して複数回着火するならヒドラジン一択でしょ。 >>731
融点が液体酸素と近いので、プリプレグに入り込んだら固体になる。 >>705
タンクだけ増槽のごとく捨てるのはKSPで色々やってみたんだけど、
序盤推力不足で後盤推力過剰でなんかビミョーなんだよね
うまい設計ポイントがあるのかもしれないけど >>724
投資額が小さいのは、そりゃ「次の次」だからでしょ。
現在開発中のアリアン6は、本来「6」を名乗るようなロケットでは無いと思う。
宇宙開発ファンたちも、概ね似たような考えのようだ。
あれは「アリアン5.5」くらいが適切な評価じゃないかな?
(当初案の、1段目が固体ブースターオンリーだったら、出来はどうあれ、新しいが)
アリアン6を名乗っていいのは、現在構想・研究中の
「1段目に7機の低コストメタンエンジン(帰還あり)、2段目に低コストの水素エキスパンダー」
じゃないかな。 アリアン4までのネーミングはどうなのよって話をいまさらするのか
5段式じゃないのにM-Vってのも変ですし 単なる呼び方の問題じゃなくて、その進化の中身が、現在のトレンドに合ってないこと。
アリアン7では、下段水素もSRBも捨てるそうじゃないか。
以前読んだ記事でESA幹部が(CNES幹部だったかな)、
「2000年代に開発研究を怠ったのが失敗だったわ」って今更ながら後悔してたのが印象的。
現行A6のデザインは、ほんの数年前に急遽固まったもので、将来に繋がる新技術の開発がほとんど見られない。
今後の方向(アリアン7)だと、2030年頃にファルコン9のLNG版(というか、改訂ニューグレンの小型版)
を作って、BFRやニューアームストロングと戦わなけりゃならん。
A6は、年間12機以上を前提としたコスト計算だから、日本以上にSXやBOの脅威を感じているだろう。
このままじゃ、EUロケットは生き残れないぞ。(厳しい状況は日本も同じだが、元々脇役だ) 中央大学とJAXAが開発中の、SRB用燃料の新製造法についての記事
https://www.theverge.com/tldr/2018/3/30/17179320/puking-robot-rocket-fuel-safety-jaxa-intestine
現在では大型のミキサーを使って撹拌する方法で製造されているが、
消化管の蠕動運動を真似た方法で、より安全に、連続的に固体燃料が製造できるかもしれない。 上段をヴィンチにしたアリアン5MEのモデルチェンジみたいなもんだよねアリアン6。
PPH案ではファルコンに勝てないって言ってたけど、こんなんで勝てるのかと。 >>739
国際共同開発と生産という制約のゆえかと.
あと需要については,最低ヨーロッパ各国の官需はある. ロシアのソユーズ5とかゼニトの再生産みたいなもんだが
それで十分といえば十分なんだよなぁ 世界中の既存のロケット屋さんは
アメリカの新興企業に振り回されてるなぁ >>737
まあ,欧米と言い方で一緒にするのはおかしいことは同意できたかな.
>>739
何もトレンドを追いかける必要はなくって,
コストパーフォーマンスを狙うか,
(技術的には古くさくっても)信頼性追求するか
それらがユーザーに評価されれば良いんじゃないか.
(全ユーザーに評価される必要は無い)
A6 はそれなりの設計とは思うが,現在ギアナから打ち上げている3種類のロケット
Ariane6,
Soyuz,
Vega
の整理はできてないな(Soyuz は A6 後も残るだろう) 軽量衛星投入にアリアン5はデカすぎて困るから、
SSOやGPS衛星、GTO中型衛星などにはソユーズを使ってた。
アリアン6はSRB2本のA62とSRB4本のA64があり、
前者はソユーズを代替、後者はA5同様にデュアルロンチの予定だった。
目標コストはA62(GTO4.5トン)が7500万ユーロ(100億円)、
A64(GTO12トン)が9000万ユーロ(120億円)。
A62はソユーズよりはコスト高そうだけど、ソユーズ使い続けたら、
A62の意味が無くなってしまう。
ぶっちゃけA62って、コスパ悪いかもしれない(H3-22型と同格の性能)ので、
結局A64で今までどおりデュアルロンチ主体になるのかな?
A6最終版は無難で開発リスクが低そうではあるが、
迷走の末に固まった”やっつけ次世代機デザイン”であることからも、
海外の掲示板とか見てても、A6の設計が良いとする評価はほとんど無いようだ。
正直ESAとしても、「ちょっとやらかした、マズい・・」と思っているのでは? アリアン6は、固体ブースターしか新規開発してないのに
開発費がH3の倍以上あるとか、ふざけてるわ F9は再使用前提だとGTOに4.7t程度の衛星しか上げあれず、回収の成功率もせいぜい5割程度
それならもっと大型の衛星を確実に打ち上げられる性能を持ったアリアン6の方が有利
当初のアリアンの言い分はこんなんだったな アリアンがこれまでと同じくらいの受注取るには、
補助金バンバン入れて価格下げるしかないな >>748
回収の成功率を、初期の失敗続きだった頃も含めて算出すれば低いが、
最近のデータで算出すればかなり高い >>739
JAXA で2000年代に開発研究していた項目って,推進系では
・ LNG エンジン
・ LE-X (液体水素,エキスパンダーブリードサイクル)
・再使用観測ロケット(RVT)
・スクラムジェットエンジン
・極超音速予冷ターボジェット
・イプシロンロケット
といったところか,1990年代からの継続課題も含まれてはいるが
HYFLEX - ALFLEX - (HOPE-X) - HSFD - LIFLEX
の系列は途絶えたんだっけ?無人でも(X-37B や Dream Chaser 見たいに)使えそうだが.
九工大の再使用型有翼ロケット実験機との関連は?
HTV は 1990 年代からの開発だけど,継続はしているね. トレンドに合ってない(むしろ逆行してる)のは、H3も同じなんだけど、
H3は、”いい意味で”、変で不思議なロケットだよね。
・「常識的には、水素1段なんて、パワー出ないだろ。増してやエキスパンダーなんて非力」 → 150トン級ですが何か?
・「常識的には、水素でパワー出すなら、コストかかるだろ」 → 世界一シンプルな構造で、安価かつ安全です。
・「常識的には、SRBもコスト増加原因だ」 → 大幅にコスト削減目指してます。SRB無しバージョンもあります
・「日本のロケットは高価い」 → 世界一コスパ良い使い捨てを目指します。逆に、50億円からの基幹ロケットって他国にある?
・「トレンドである再利用を目指さないのか?」 → 実は日本の再利用研究って、世界でも進んでる方だよ。将来は大型にも。
ゴーイングマイウェイだが、これも一つの回答であり、方向性だね。 H3は税金つかって終わってる方法に進んでるからな
マジで中止してもいいレベル
言い訳してコスト低下は永遠に達成できない体制だし、再利用できないエンジン作ってるし エキスパンダーブリードもシンプルだけど、
BE-3のタップオフサイクルも十分シンプルだと思う 再使用は、ロケットの価格が下がると、再使用する意味が薄れるのは
SpaceXが証明しちゃった気がする
ロケットの価格は下がっても、衛星の価格は下がってないから
低価格が再使用リスクをカバーしきれてない感じがある
現状では、使い捨てロケットの低価格を追及する方が良いんじゃないかな? そういや、キャノンのロケットはどんなのなん?
全段固体?LNGも使いそうな気もするが、
ぐぐっても全く詳細が出てこない >>754
BE-3のタービンの材料は何で作ってるんだろう? キヤノンいうより芙蓉グループ全体で
バックアップ体制かと
特に日立とか >>755
> 再使用は、ロケットの価格が下がると、再使用する意味が薄れるのは
それは60億が50億みたいな再使用の話でしょ。
再使用の人が目指してるのは、60億が10億とかの世界だよ。
再使用が本当にできるなら、使い捨てロケットのコスト削減じゃ勝負にならないよ。 >>759
>再使用が本当にできるなら
このところの「本当に」と言うのはどういう意味?
Falcon 9 は再使用しているが,「本当の意味」での再使用ではないという意味?
確かに,Falcon 9 は第2段目は再使用してないし(計画もない),
第1段目も今のところ再使用は2回まで.
ただ,10回程度の再使用はできるのかもしれないが,メンテナンスの手間がかかりすぎて
(=コスト削減が思ったほどでない), SpaceX としては乗り出してないのかもしれない.
もしかしたら New Glenn 等次世代機で,「本当の意味」での再使用ができるかもしれない.
(2段目は回収しないが,1段目の多数回再使用は設計時点から考慮)
でも,コストダウンについて確実なことは言えない. >>760
あれだけ寝かせてたら、意味ないだろvwvwvw >>759
あと,
>>755
の主張は,
「ロケット打ち上げ価格だけ低下しても,人工衛星の値段が据え置きなら,
リスクに対する保険料の割合が相対的に大きくなる」
ということと,
「打ち上げ価格低下で人工衛星の値段が据え置きなら,
打ち上げ需要全体は人工衛星の値段で制約される」
ということも含まれている.
再使用でリスクが(大きく)上昇するとも言いきれないとは思うが
(Falcon 9 の2回の爆発事故は,使い捨て2段目が原因) 文脈から見て、「本当の再使用」ってのは、
> 10億とかの世界
を指してるのは明らかだろ・・
彼はBFRのことを指してるんだよきっと。
確かにBFRが稼働したら、ライバルはゲームオーバーだ。 再使用ってのが、現在のファルコン9程度に留まるなら、
コストを下げた使い捨て、つまり例えばH3が目指しているコスパなどで
なんとか対抗できるかもしれない。
でもどんなにコストを下げても、使い捨てである限り、BFRには勝てない。
ニューグレンが「本当の」次世代機などでは無いことは、既にみんな知ってるでしょ。
2段式ロケットである以上、上段はGTOに入ってしまう。
ここからの回収がニューグレンに可能かどうか、少し考えてみればいい。
BFRが低軌道に150トンと言うが、静止衛星をGTO(またはGEO)に入れて、
その後、地上に帰還するとなると、基本能力でそれくらいは欲しいのだろう。
ニューグレンは当初、BE-4Uという、「30回再利用できる」「二段燃焼サイクル」の、
「真空290トンf」という、高級で高価な巨大エンジンを毎回、上段用に使い捨てする設計だった。
馬鹿馬鹿しい話だ。
こんな設計が「本当の再利用」などであるはずがない。
BFS(BFR上段)が真空用エンジンと着陸用エンジンを両方具備してるのは理由がある。
今回、上段をBE-4UからBE-3Uに変更することになったが、もちろん開発の遅れも響いてるが、
何より、BFRを見て、「あ、こらアカンわ・・。上段の設計を変更しなきゃ」って思ったのでは? それはそれとして、
今日のNHKだったかのニュースでジェフ・ベゾスがちょっと出てたね。
「トランプ大統領が連日amazonを猛批判してる」、というニュースの中で、
ニューシェパードの展示と、グラサン姿でキメてるベゾス、
そしてベゾスの演説が一瞬出てた。
演説では、
「もし太陽系に人類が、1兆人住むような世界が来れば、
アインシュタインのような天才が1000人単位で出るだろう」
みたいなこと言ってた。
宇宙に数百万人、なら将来構想としてはよくある、むしろありきたりと言ってもいいが、
1兆人とは・・
流石に世界一の大富豪、将来ビジョンも気宇壮大なことだ。
1000人のアインシュタインたちは、星間旅行を実現できるだろうか? >>763
>>764
既存の機体の改修バージョンのはずの Falcon Heavy の完成まで
当初予定(2013−14)より 約4年遅れたことから類推すると,
BFR がいつ完成するかには大きな不定性があると思う.
遅延どころか,Red Dragon とか,Falcon Heavy を使っての月有人周回飛行など,
かつて SpaceX が打ち上げて棚上げになったプロジェクトもいくつもある.
(正直,個人的には月有人周回飛行は期待していたんだがなあ) ちなみに, Red Dragon は Falcon Heavy を使ってドラゴン宇宙船(無人)を
火星まで飛ばして,動力着陸させるというもの
https://en.wikipedia.org/wiki/SpaceX_Red_Dragon
これを発展させれば,火星からのサンプルリターンも可能だったかもしれないが,
2011-2016 年の間,計画が進められていたが,2017 年にキャンセルされた. ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています