ロケット総合スレ22
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。 専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。 (ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで) 前スレ ロケット総合スレ21 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/galileo/1503317677/ ULAが導く、月軌道を巡る巨大な経済生活圏「CisLunar 1000」 https://www.nasaspaceflight.com/2018/03/ula-laying-foundations-econosphere-cislunar-space/ ULAのCEOにしてロケット科学者のトーリー・ブルーノ氏は将来の夢を語る。 L1ラグランジュ点に燃料その他の基地を置き、 小惑星や月からの資源を採掘し、活用する。 200の企業群や1000人の宇宙生活者が独立・自律的に活躍する、未来の世界である。 天体には、地球では貴重でも、そこではありふれた資源がたくさんある。 また太陽光発電からのビームによる地球への電力供給も産業として有望だ。 さらに、どの天体からでも比較的容易に入手できる「水」(酸素と水素)は、未来の宇宙船の最適な推進剤となる。 ULAが開発を進めている新型ロケットのヴァルカンは、将来的に高機能な液体水素の上段「ACES」を搭載し、 これは宇宙開発の歴史を変えるだろう。 ACESは、自然に漏れてくる液体水素や液体酸素をタンク加圧剤として利用し、 また内燃機関(レシプロエンジン)で燃焼させ、電気や姿勢制御に活用できる。 宇宙での推進剤製造・補給と組み合わせて、長期的な燃料保管・利用が実現するだろう。 もはやヒドラジンやヘリウムは必要なく、これは革命的な発明だ。 CisLunar 1000には多くのベンチャー起業家やベンチャーキャピタル投資が参画し、 新しい人類の生活経済圏が実現するのである。 なるほどね、、 実現性はともかく、火星移住ほど妄想的ではないな。 エンジンひとつ作れないULAが、どこまでやれるかは別として。 宇宙で水素を使うことの弱点は、何と言っても保存性の問題。 ACESはその解決についての、一つの回答かな。 偉大なるBFR(BFS)にひとつ不安点があるとすれば、それは「燃料供給の自律性」。 「燃料を月や宇宙空間で容易には作れない」、ってことかしら。 水は氷という固体の形で天体に存在するので採掘しやすく、 また太陽電池や原子炉などで電気分解(して液化)すれば、すぐに推進剤になるが、 メタンは二酸化炭素からサバティエ反応で作るので、 大量の二酸化炭素(と水素)が必要となる。 (水素は水を電気分解して作るので、だったら水素/酸素エンジンの方が単純だ。) BFRの圧倒的パワーを使ってメタンを地球から持ち込むか、 火星では大気に豊富な二酸化炭素(そして地中に豊富な氷・水)を得ることはできるが、 月面や小惑星からは得られにくいだろう。 もっともそんな時代が来るなら、スペースXもあっさりと水素エンジンを作っちゃうだろうけどね。 (トム・ミューラーは元々、大型の水素エンジンを開発した過去がある)。 推進剤の適材適所、と考えれば、スペースXの方向性は別に間違ってはないと言える。 BFRは打ち上げ手段としては凄いけど、惑星間輸送の手段としてはベストでは無いと思う。 火星行きだって、ほんとは地球軌道で惑星間宇宙船に乗り換えて、火星軌道でまたBFRに乗り換えるのがベストだろう。 ただ現状そんな手法が実現するのを待ってられないから直接飛んでくというだけで。 そう考えるとBFRの燃料がメタンなのはさして問題はないと思う。 火星は大気が薄いので、パワードランディング(逆噴射による着陸)が必要。 また、月も真空なので、同様。 だとすれば、火星船には、単なる惑星間軌道船ではなく、大気圏突入&着陸機能を持った船が必要。 しかもこれはさらに、火星から離昇し、地球に帰ってくる機能も必要になる。 BFSは、いきなり火星に行くのではなく、地球軌道上でタンカーから燃料補給を受けてから旅立つ。 BFSはそもそも単独で、地上からSSTOとしても使えるそうだ(ペイロードは激減だが)。 そして実際問題、火星で液酸はともかく、液水を大量に作って保管するのは容易ではない。 液化メタンにしたほうが簡単そうではある。 せっかく大気中に多くの二酸化炭素(炭素)があるのに、推進剤に使わないのはもったいない。 まぁ、あれはあれで、頭のいい連中がしっかり考えて出した結論だから、 いいんじゃないかな? ESA、Vinciの次の上段エンジン(10トン級エキスパンダー)の技術実証機(燃焼器部分)を試作 http://www.spacenewsfeed.com/index.php/news/1040-esa-proves-new-technologies-to-power-future-launchers 高性能を維持しつつ、低コストを目指す。 ここで開発された技術は、アリアン6のVinciの改良にも転用される。 (つまり、Vinciは設計が古く、コストも高価い、ということか・・) LE-11やるならヘリウム系不要化とかセットで開発をだな…… トランプ政権、SLSの2号機以降に使う新型の移動発射台の予算案を提出へ https://www.theverge.com/2018/3/23/17153408/nasa-omnibus-bill-federal-budget-second-mobile-launcher 現在建造中の発射台は元々アレスI用のもので、これを改造してSLSの1号機に使う。 しかし2号機以降は機体が強化される(Block-1 → Block-1B)ため、そのままでは使えない。 そこで選択肢としては、 1) 1号機を打ち上げた後に、3年・3億ドルかけて発射台を強化・改造する 2) 3.5億ドルの追加予算を付けて、今から新しい大型の発射台を建造する というものがある。NASAは当初、1)を進めるつもりだった。 1)だと改修に時間がかかるので、2号機の打ち上げがさらに遅れる可能性がある。 そこでトランプ政権は、1)をやめて、2)を認めた。 しかしここにも問題がある。Block-1使用は1号機のみで、このままでは時間と費用をかけて現在改修している発射台は、 たった1回使っただけでお役御免になってしまう。 議会としては、新造する理由がある。 毎年遅延を続けるSLSの打ち上げスケジュールがこれ以上遅れると、 反対論者からの「SLSはキャンセルし、民間ベンチャーの大型ロケットを使え」という声を利することになってしまうからだ。 それを封じるために、新たに3.5億ドル以上かけてでも、新型の発射台を建造することにはメリットがあるという。 この方法なら、2号機は2023年から2022年に前倒しできる可能性もあるという。 実際問題、1号機と2号機の間隔が空きすぎると、技術者がノウハウを忘れたり、離職してしまう可能性がある。 (;^ω^) ・・・・・ 民間ベンチャーと言っても、失敗した時の言い訳がgdgdになるからのう。 SLSは目をそらしたくなる程の惨状 もうみてらんないw LOP-G(DSG)計画は、SLSの完成・稼働を前提としてるからな。 SLSが潰れれば、NASAは手足をもがれたも同然で、深宇宙開発の主導権を失う。 国内的にも、国際的にも、ね。 https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180310/Harbor_business_161874.html トランプ大統領の“グダグダ”な有人月探査と、それを尻目に突き進む民間企業――2020年代、人類はどこへ行く? 既に1兆円以上(アレス時代を合わせると2兆円以上)突っ込んでるので、 今更300億円とか増えても、もうどうでも良くなってるのかもね。 そしてもう、引くに引けない状態に・・ ・SLS Block-1 低軌道に70トン、無人ロケット 2020年予定 開発費100億ドル以上 1機10〜20億ドル ・ファルコンヘビー 低軌道に64トン、無人ロケット 稼働中 開発費5億ドルちょい 1機1〜1.5億ドル SLS、嗚呼SLS。 君は一体、どこへ行く? 人類の宇宙開発史上、最も悲惨なダメ計画として記憶されるのか。 「どうしても1回で70tの打ち上げができなければ駄目な計画」がうまれそうな予感… 発射台ひとつごときに3億ドルオーバーとか金の計算おかしくね? 只の鉄の箱だろ ビルの値段より高いんじゃ? 高さ100mのタワー付きならビルと同じか 一般論として流通しているパーツのつかいまわしができなかったり量産による価格低下があまり見込めない品は アホらしく思えるほど高価 米国は官民を問わず、失敗を認めると首脳陣が一新されてしまうので 最適な善後策を生み出せない。 一新されることを恐れて、自分の言い訳が最優先になりやすく 出口戦略も自分のためで組織じゃない。 後任は前任を否定する所から入るので、尚更失敗を生かしにくい。 初期衝動で物事を始められる国民性は素晴らしいのだが… 国費の使い方も連邦制が災いし、連邦全体の利益になることしか使えない。 合衆国の外側に各州の共通利害があるので軍事費を大きくできる一方 利害が一致しないと全く動けなくなる。 銃規制が好例だろう。 規制すると銃器産業で食べてる州に大打撃を与える。 https://nge.jp/2015/08/31/post-114863 SLSに投資するよりも、SpaceXやブルーオリジンに投資して、 両者のロケットを有人に耐えうる安全性を持つ水準にまで上げる方が もはや低コストで手っ取り早そうな…。 政治的に止められないのは分かるけどさぁ。 「なぜ連邦政府がある州の民間企業にカネをやらねばならんのだ?」 議会はコレに答えなきゃいけない。 単なるコストパフォーマンスの追求なら、民間で勝手にやればいい。 雇用守るために金使いたいなら社会保障予算増やせばいいだけで 貴重な科学研究費を無駄な事業に流し込むなと それだと宇宙開発でリーダーシップを取れないんだよね。 NASAやDoDは、SXやBOにも投資してるぞ。 ただ彼らは、わずかな投資で大きく応えてくれているだけだ。 雇用という点でも、彼らは既に、大企業だ。 SXは7000人以上を雇用して、主にカリフォルニアの雇用市場に貢献しているし、 BOに至っては、売る商品の一つも無いというのに、1000人以上が働いている。 国家事業というものは、鈍重なマンモスのようなもので、 一度走り出したら、簡単には止まれないんだよ。 ファルコン9の席巻で、ULAが少ししおらしくなってきたように、 BFRが完成すれば、SLS陣営も白旗を上げるだろうて。 打ち上げ1回あたりのコストの違いが100倍ともなれば、流石にタックスペイヤーに説明ができない。 BOはともかく、SXはCCDevに参画し多額の国費が注がれている。 わずかな投資とは、お世辞にも言えないね。 BOもULAと紐付きになってるので、軍事費ポケットからULAを 介して流れていると言えなくもない。 OrbialATKがそんな感じだよね。 一番好き勝手やれるのは、BOだろうね。 CEOが世界一の大富豪だから(現在の個人資産12兆円、amazonの収益率は高く、今後も増えると思われる)、 ULA繋がりでの税金投入も、途中抜けしないコミットへの証拠金というか、 お付き合いのような感覚だろう。 子供時代にアポロ月着陸を見て〜 などと動機を語ってるが、 誰かが言ってたように、amazonの株式を少しずつ手放して、 本命であるBOにシフトし、超巨大な宇宙開発帝国を築くつもり だったりしたら、面白いな。 (マスクも早くテスラ経営の一線から退いて、SXに全力投入して欲しい) Blue Origin って、 「遥かな未来、人類が宇宙を広く飛び回り、惑星間・恒星間種族の時代を迎えた時、 その最初の、始まりの星は、あの青く輝く惑星だよ、つまりブルー・オリジン(青い起源)」 っていう意味が込められているらしいね。壮大すぎるわ。 まぁそういうワケだから、ULAは遅かれ早かれ、撤退していただいた方が、 米国の宇宙計画が無理な方向へ捻じ曲げられないで済むような・・ 将来(例えば30年後)の米国の宇宙開発の中心は、SX陣営とBO陣営に集約されるのでは? Atlas5 や Delta4 が高額なのは事実だが, 惑星探査機(火星,金星,木星,水星)などはこれらで打ち上げられている. SpaceX は,LEO,GTO,SSO などが主で,惑星軌道は案外実績がない. 2018年2月の Falcon Heavy の打ち上げでは,太陽周回楕円軌道だけど, 火星からは結構離れている,まあダミーペイロードということがあるけど. 実用衛星としては Falcon 9 15号機の DSCOVR のラグランジュ軌道くらい いままでは地球・金星とかでスイングバイやってたようなやつを、 Falcon Heavy使い捨て構成だと一気に木製以遠に投入可能 >>662 ロケットのパワーとしては出来流んだろうけど, 近い将来 Falcon Heavy での惑星探査機打ち上げ予定が無い. Falcon 9 含めても2018年4月の TESS,2019年に月着陸 ALINA, 2020年に韓国の KPLO 月探査機くらいで月軌道まで 一方 Atlas 5 は 2018年5月に火星探査機 Insight 打ち上げ, 2019年2月に太陽探査機 Solar Orbiter (水星より内側の軌道)うちあげ. Delta 4 Heavy の方は 2018年7月に太陽探査機 Parker Solar Probe (水星より内側の軌道) Ariane 5 の方は 2018 年10月に水星探査機 BepiColombo 2019年に地球太陽のラグランジュ点に James Web 望遠鏡打ち上げ予定 2020年の火星探査機は, Emirates Mars mission (H-IIA) Mars 2020 (Atlas V) ExopMars 2020 (Proton) 2020 Chinese Mars mission (Long March 5) てなところ. 仮に Falcon Heavy が使われるとしたら 2022年以降 2020年の火星探査機は, Emirates Mars mission (H-IIA) Mars 2020 (Atlas V) ExopMars 2020 (Proton) 2020 Chinese Mars mission (Long March 5) てなところ. 仮に Falcon Heavy が使われるとしたら 2022年以降 木星探査機については,2022 年に JUICE 打ち上げ予定だけど これは ESA で Ariane 6 ロケット. エウロパクリッパーがSLS予定だけど、ファルコンヘビーでやればもっと安くなるんじゃね? みたいは話はあった希ガス。 >>664 地味にアリアン5での打ち上げが多いな。 あんま惑星間軌道への打ち上げには向いてない構成だと思ってたがやっぱり規模は正義か。 >>663 デルタ2は引退するけど,ソユーズロケットで火星探査機(Mars express)とか 金星探査機(Venus express)打ち上げられたことあったな. 地球ー太陽のラグランジュポイントにも Gaia など インドの PSLV も火星探査機打ち上げ実績あるね. デルタ2,ソユーズ,PSLV GTO 打ち上げ能力で比較すると Falcon 9 より一回り小さいロケットだけど, 活躍している. >>668 単純に規模が正義というわけでもなさそう. 多段構成にするとかまたは上段の比推力が大きいとデルタ V が稼げるとか, 上段の誘導能力が重要とか. >>662 ロケットに木星以遠に飛ばせるパワーがあっても,誘導精度が低いと 目的とする天体からかなり離れたところでフライバイすることになって, 科学探査機としては失格になる. あるいは探査機側での軌道修正量が多くなりすぎて不利. 逆にロケット側,特に上段の誘導精度が高いと, 探査機側の軌道修正(=燃料)が少なくて済む. 遥か遠くへ向かうんだから、 早めに誤差修正すれば、わずかな修正で済むんじゃね? フライバイだって、探査機側の修正は必要だし。 いい感じでロシア外しが始まったな。 ロスコスモスがプーチンの意向を無視出来るとは思えんが… >>672 だから,探査機での誘導制御に先立つ,ロケットの上段側の誘導精度が重要 Soyuz+Fregat はその要求をみたしている. また Atlas-5 や Delta-4 の上段の Centaur も H-IIA の上段なども誘導精度が高い. プーチンって宇宙探査に興味あるの? ルナ25号なんて90年代終わりから飛ばす言ってるのに未だに今度やる今度やるって言ってるんだけど >>675 凄いのは最近の政治力。 第二次大戦後の世界を裁定する資格があるのは日本、次点でインドだからな。 >>676 探査に興味は無くても、軍拡はしたいだろう。 >>671 意外だが月・惑星探査機においての最終段ロケットは、それほどの軌道投入の精度は要求されない。 スピン安定だけの固体モーターでも十分ってレベル。 ボイジャーやパイオニアも最終段はスター37とかだったし。 日本だって精度の悪いM-3SIIで月・惑星探査機を飛ばしてたでしょ。 MOMO2号機 4月28日に打ち上げ http://sorae.info/030201/2018_03_27_momo2.html 4月28日(土曜日)の11時?12時30分に打ち上げると発表しました。 予備日程としては4月28日の午後、4月29日?5月5日が予定されています。 >.678 最終段がスピン安定の固体ロケットでも, その手前の段で姿勢制御して打ち出す方向精度を稼いでいるわけで. (エンジンのシャットダウンが自由に出来ない難点はあるが) ところで,Voyger 1 は2段目の推力不足で失敗寸前だったとか, 3段目の Centaur を予定より長く燃焼して補って何とか目的の軌道に載せたとか. 最終段はスピン安定の固体ロケットだけど,その手前の段で頑張っていたんだ 多段の構成ではこういうリカバリができるんだな. M-3SII でのハレー彗星探査機は,十分接近したとは言えない. M-V 辺りになると,全段固体ロケットでも軌道をやや蛇行させるとかで, 軌道投入精度を稼いだけど. あとまあ,ロケットの航法システムの精度が大事で, 当然ながらジャイロとか慣性航法システムの精度以上は出せない. うーん, M-3SII の探査機はロケット最終段を兼ねていると言うのはその意味もあったか. 探査機側は地球との通信遅延とかドプラー効果など利用して 航法精度を高くすることは出きるけど,制御に余分な燃料は必要だな. >>669 この中でインドの PSLV+ マンガルヤーンはやや別で, まず地球周回の長楕円軌道に載せてから, 探査機側で7回スラスターを吹かして 火星遷移軌道に投入している. >>681 ロシアのフォボスグルントも、パーキング軌道投入後に離脱噴射する予定だった。 フレガードがお亡くなりになったせいで、どこにも行かずに落下したが。 >>682 Fregat はロケットの上段ステージではないかな? 推力も 20kN なんで, マンガルヤーンの推力 400N の50倍. パーキング軌道からの離脱も予定では2回の噴射で十分だったはず. >>683 他人のレスを疑う前に、少しはググってから書けば? >>683 はて,フォボスグルントが、パーキング軌道に投入してから火星遷移軌道に向かう予定だったこと自体は否定してないが? また,fregat の推力 20kN とか,上段(upper stage) と言う記述は http://www.russianspaceweb.com/fregat.html いつのまにFalcon Heavyが精密誘導できないことになってんだ? 2段目は液体燃料だしスロットリングも燃焼時間の制御もできるので、 原理的にはH2AやDelta、Atlas、アリアンと誘導精度かわらないでしょ? >>686 そんなレスは明示的には書かれてないけど? Falcon Heavy には当面惑星探査機の予定は無いという事実はあるが >>664 >>665 一応,Falcon 9 の方は月探査機の予定まではあるけど... 必死でファルコンの上段の制御精度にケチつけてるのは1人だけだろ。 ファルコンヘビーは、コアのみ使い捨てで「9500万ドル/能力1割減」なんだから、 天文科学界としては光明だよ。 ミッション期間短縮で論文早く書けるし、コスト削減になるし、 重たい余分な観測機器載せられるし、衛星燃料や構造の冗長性の追加も可能になる。 パワフルで安いロケットの登場は、良い事ずくめだよ。 FHの当面の予定? そりゃ深宇宙探査機は、10年単位での開発期間だからね。 探査機本体もクッソ高価いから、先ずはFHでの実績づくりからだね。 BFRが登場すれば、汎用の離脱ステージが欲しくなるところかな? 高い金出して作った有人ドラゴンも使われることなさそうだね むしろ、何が何でも早くドラゴン有人船をデビューさせるだろ。 これ以上ソユーズに乗り続けるのは、政治的にやばい。 さらに、LOP-G(DSG)にロシアを入れて良いのか悩むレベル。 LOP-Gは今後、20年以上続く計画だぞ。 >>688 >そりゃ深宇宙探査機は、10年単位での開発期間だからね。 流石に10年後には,Falcon 9/Heavy は世代交代しているでしょ. 5年程度なら,Falcon 9 での(小)惑星探査機はありかも (Heavy は開発時間的に,BFR とのバトンタッチが控えて中途半端な気が) GSLV-Mk.IIってさ、1段目よりブースターの方が燃焼時間が長いんだけど これで良いのか?w NASA新予算についての内容など https://spaceflightnow.com/2018/03/23/space-launch-system-planetary-exploration-get-big-boosts-in-nasa-budget/ 2018財政年度の予算は、SLSロケットに21.5億ドル、Orion宇宙船に13.5億ドル、計35億ドル(3700億円)が成立。 読者コメント欄で、SLSがあらゆる読者から、これでもかとばかりにフルボッコ。 このドブ金を、より有意義な宇宙開発に振り向ければ、どれだけ素晴らしいことが実現できただろうかと。 みんな考えることは同じか・・ H3の開発費が全部で1900億 H2Bなんて260億 日本は貧乏過ぎた・・・ >>696 液体ブースターはコアから分離せず最後まで一体のままだし、 固体コアはGSLVのそれと異なり噴射角制御系を持たない。 コアとブースターというよりは、全体で固液並列の1段を構成しているようなものかと。 >>700 一体で1段目ってのは判る PSLVから継ぎ接ぎで大きくなってきた経緯も知ってるが、 あまりに歪な構成に、いつも違和感があるw >>697 スペースシャトルの技術を流用して開発費削減という話はもうしてないんだな >>701 搭載形状や燃焼パターンが変則なクラスタは色々あるけれど、 流石に固液混在というのは計画機を含めて他に聞いたことがない。 ちなみに最新型のMk3はTitan-Centaurを近代化・簡素化したとでもいうべき構成だけれど、 次世代ではウクライナ由来の液酸ケロシンエンジン(しかもORSC)を導入予定で まずはコア下段を置き換えると報じられている。 実現すればケロシン下段に大型固体ブースター、水素上段という構成になるが、 この組み合わせは同じく開発中の長征8号以外に類例がないはず。 太すぎても、長すぎても、バイコヌールへの貨物列車には載らないから、 いかに全長を伸ばさずに、なおかつ個々のタンクあたりの直径を増やさずに、 少しでも燃料をたくさん搭載できるか、という苦心の作ですかね? ロシアの変態設計は、ロケットマニアのロマンに溢れている。 タンクを大きくしたくないって言うと、水素はダメだしな。 初期アトラスのバルーンタンクに途中エンジンだけ捨てる方式も大概 酸化剤タンクの周囲にブースター風に燃料タンクとエンジンを配置するプロトンも鉄道輸送を考慮した結果なのだろうか 大型ロケットなら船で運ぶのが便利だろう。 射場だって、海岸がいい。 でも、当時は冷戦時代。ロケットは国家の最高機密。 モスクワ郊外の工場から、遥か彼方の秘密基地バイコヌールへと。 しかしここで一つ、困ったことが。 高性能なロケットには、巨大な燃料タンクが必要になる。 しかし・・ ロケットの最適設計はしばしば、政治状況によって歪められるという例。 今は昔の話だって? 多かれ少なかれ、多くの国が過去の軛から逃れられない。 自由なのは、新興国と新興企業。 まあ,Falcon 9 の胴体直径は, 政治情勢と言うより単に高速道路輸送の制限と, 生産設備を変更したくないという事情で決まったもので, 後期型でエンジン推力あげても,長さを伸ばすことで対処したわけだし. 後期型の Merlin 1D の開口比 16 と言うのは世界最小の部類で比推力からはデメリットで, しかも Merlin1C より燃焼圧力をかなり上げたにもかかわらず, 第1段のノズル直径を大きくして開口比を上げるわけにいかなかったのは, 胴体直径を変えたくなかったから, 多分,構造質量面でもあれほど細長くなると不利 てなことで, falcon 9 も過去の軛を引きずっているんじゃないかな.. いや,SpaceX に対抗する新興企業と言えば, Blue Origin 社,ロケットとしては New Glenn じゃないかな. SpaceX 社の枠内でも,Falcon Heavy は過去を引きずりすぎている. 本格的な次世代機は BFR だろう. ニューグレンは、ファルコン9を横目で見ながら設計した。 「ファルコン9はむしろ、ここをこうすれば良かったな」という点が 改善されている。 しかしニューグレンにも罠、というか軛になりかねない点がある。 それは、ULAへのエンジン提供。 全く金に困っていないベゾスが何故そのようなことを決断したのか? ULAにエンジン提供すれば、それは信頼は高まるだろう。 一方で、 ・エンジン出力を大きく増強し、全体設計が変更され、開発が遅延し、コストが上がる可能性 ・ロケットダインなど、古い宇宙企業と仲のいい議会が、鵜の目鷹の目で吊るし上げる ・空軍ロケットに使う以上、単なるベンチャーロケット会社以上の信頼性を厳しく求められる ・エンジン工場を、射場から遠い有力な連邦議員の地元に新造するハメになった ・官需ではヴァルカンのライバルである一方で、エンジン提供では提携し、官需に参入できるか微妙な関係に ・ヴァルカンが軛となり、BE-4の自由な改良に制約が生じる可能性 ・完全なワンマンで自由かつ秘密裏に行ってきた開発を、ULAとの関係で議会などに公開し質疑を受ける必要性が 正直、アトラスVの問題点は、唯一RD-180(ロシア製)だったのだから(価格は官需ゆえ大した問題ではない)、 機体は大きく変更せず現在のままで、エンジンだけそっくりAR-1に換装するだけで済んだはずなのだ。 一方、BE-4を採用したからと言って、ヴァルカンが市場で競争できるとは思えない。 ヴァルカンのBE-4採用は、ブルーオリジンにとってもULAにとっても、果たして良かったのか・・? ブルーオリジン、ニューグレンの2段目エンジンを、BE-4UからBE-3Uに変更 http://spacenews.com/blue-origin-switches-engines-for-new-glenn-second-stage/ 数ヶ月ほど前に決定したという。 BE-4U(再点火可能な真空用BE-4)の開発は当面棚上げする。 確実に2020年中にニューグレンを打ち上げるために決断した。 3段式は深宇宙用のバージョンだが、これは2段目タンクを延長し、 2機のBE-3Uを搭載することで対応する。 設計変更に伴う性能の変化についてはノーコメントだった。 ブルーオリジンは、ULAやスペースX、OATKなどがひしめく 空軍の衛星打ち上げ事業への参加を希望している。 ULAは現在もまだ、ヴァルカンのエンジン選定を決定していない。 ブルーオリジンの秘密主義はSpaceXとは真逆だよな。 なんのメリットがあるんだろう? とりあえず、宇宙ウォッチャーにとっては情報不足で困るので適時公開してほしい(切実 やはりBE-4の試験・開発は、多少遅れ気味だったということか。 BE-4は海面上で250トンf、真空中で290トンfということだったが。 BE-3Uは、真空中68トンfの計画だから、、大幅に推力低下だね。 ニューグレンは、ちょっと性能低下するのかね? タンクも水素用タンクに変更になるし、上段燃料搭載量も減るかな? 1段目タンク容量や飛行シーケンスにも変更が? 当然みんな、そこを知りたいのに、相変わらず秘密主義か・・ 実際に作ってるうちに、メタンのデメリットが出て来た感じか 上段に使うには、水素には敵わないってのは常識だと思うけど、 それでもメリットは、「基本は1種類のエンジン開発で、上段・下段に使える」ってことだよね。 (BFS用は、火星で燃料作ったり、地上に着陸するから、メタンにする意味はある) でもブルーオリジン社の場合は、水素の小型エンジン(小型というにはちとデカいが) の方が先に出来てて、しかも飛行実証もされ、有人対応でもあるってこと。 まだ未完成のBE-4を新たに真空仕様にするよりも、 既に飛んでいるBE-3を真空仕様にしたほうが早い、ってことかな。 それにBE-4は、再利用前提の二段燃焼サイクル。 BFSと異なり、使い捨てにするには、あまりに高価でもったいない。 BE-3なら、タップオフサイクルで、シンプルな構造だ。 またBE-4は、1段用でも既にかなりデカい。 もし上段用にノズルを付けたら、どれほど巨大になるか・・ (マーリンID-Vacどころか、あのサターンVの上段「J-2」エンジンの3倍近い推力) 「1段にメタン(LNG)使うなら、上段にも同じものを使えばいいじゃん。 え、上段に水素使わないの? ・・まぁいいだろう」 という欧米勢、一方で、 「上段にも1段にも、水素でエキスパンダーブリードで行こう。 今回も1段に水素使っちゃうの? ・・まぁいいだろう」 と決めた日本。 比較するようなものではないけれど、何となく面白いね。 そして今回、ブルーオリジンが上段水素に回帰した形。 理想的は、1段目が炭化水素、2段目が水素じゃないかなぁ ニューグレンは直径7mでデルタ4やH2Bよりさらに太ましい。 だから液体水素にしても充分なタンク容量を確保出来そうね。 >>721 >「1段にメタン(LNG)使うなら、上段にも同じものを使えばいいじゃん。 >え、上段に水素使わないの? ・・まぁいいだろう」 という欧米勢、一方で、 ヨーロッパで次世代機として開発中の Ariane 6 は1段も2段も液体水素, 次々世代でLNG エンジン(Prometheus)と, Callisto ロケット(再使用)を研究しているとは聞いているが, 後者への投資額は Ariane6 の 1-2% あと,Callisto ロケットは実験機の側面が強く, 打ち上げ能力は Soyuz より低いだけじゃなく, Vega より低い. >>722 フォンブラウンは60年前にそれを読みきってた訳だな >>716 >>718 上段の比推力は大きくなるので,性能低下はそれほどでないと思うが (GTO はむしろ有利かも), 開発に遅延が生じる可能性が高いのでは? 読むも何も速度が小さいとこで比推力の大きいエンジンは不経済って真っ当な帰結 まぁ地球から打ち上げて、すぐに使っちゃう分には液水がベストだが しばらく放置しておくならLNG一択ですよ。 軌道上で長期間放置して複数回着火するならヒドラジン一択でしょ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる