2002年より、アメリカは、20機のTAW-50を保有している。
しかし、請負人の解説では、「たった10機のTAW-50で、
一日に3度攻撃を行うだけで、国全体を10日以内に消し去る事が可能である。
核兵器など使わずとも、
1機のTAW-50の1撃でクリーブランド郊外の都市を丸ごと消し去る事が出来る」そうである。

TAW-50の重力発生装置は、GEレィディオニクス社により製造された。
プラット・アンド・ホイットニー社は、空気取り入れエンジンSCRAMのテクノロジーを設計した。

請負人は、他には何も話すことが出来ないと語った。
そして、自分の名前が使われるのを望んでいないのは明らかであった。
従って、これが知らされている事の全てである。

アメリカは、その莫大な富を使って世界的な超大国になった。TAW-50は、外来の不必要に増殖した、
そして極めて破壊的な兵器の一例である。
アメリカがその魂を見つけ出し、精神や心、そして極めて抽象的な現象により注意を払い、
さらに戦争用の玩具に熱中するのを止める日が来るのを、世界は待ち受けている。

今日、米軍がどのような兵器を保有しているのかを、アメリカ国民に知られても、
彼らはそれを信じないばかりか、さらに誰かが、
映画スターウォーズのエピソードを空想していると考えるだろうと言われている。

しかしこれは、SF世界の話などではない。既に、未来は目の前にあるのだ