ちなみに、有人ロケットにはどうやら第2段の推力重量比が重要な要素らしい。

Atlas V +CST-100 (SRB X2)
では、 第2段で DEC(RL-10 X2) と言う構成をとっており、
この構成が Atlas V で使われるのは初めて。
第2段(23t)+CST-100(13t) の有人打ち上げには、RL-10 1機では力不足。

これには、技術的な説明もあって、
「無人の Atlas 5 ロケット打ち上げのように第1段との分離高度が高いと、
第2段が万一点火失敗したときに宇宙船だけで大気圏再突入しようとしたとき、
弾道再突入での加速度が大きくなりすぎる。
これを避けるために、第1段と第2段の分離高度を下げると、
第2段の推力重量比を高くしないといけない」
というもの

SLS の  第2段もバリエーションあるけど、
これも似たような説明できるかも(ただし、月周回軌道投入もあるので、ややこしくなる)