スペースシップ・ツーは諦めない、だがまだ見通しは立たない
http://spacenews.com/branson-noncommittal-about-spaceshiptwo-flight-schedule/

ヴァージン・ギャラクティック社のリチャード・ブランソン卿は、開発が遅れている
サブオービタル旅客機「スペースシップ・ツー」について語った。

「宇宙は難しい。当初思っていたよりも、本当に難しい」
800人を数える搭乗予定者に、いつ宇宙旅行を提供できるかはわからないとした。
開発は何年も遅れており、2014年にはテストパイロットの死亡事故も起きている。

「我々はもう、サービス開始日時を公表するのは止めたんだ。今年中に宇宙飛行テストを
始められないこと、来年に自分自身が宇宙へ飛び立てないことに、とても失望している」
現在は、滑空テストを行っている。

ブランソン卿は自身を、有名な二人の大富豪の宇宙開発ビジネスマンと並び称した。
「我々三人のように、事業家は宇宙開発に大いに時間やエネルギーを費やしている。
アメリカでは、宇宙開発が大きな産業になりつつあるんだ。
ただね、僕は他の二人とは違って、外宇宙に逃げ出したいわけじゃないんだ。
地球はこんなにも素敵なところだし、月や火星が人類を歓迎してくれるとも思えないね。」