ULAヴァルカン用BE-4試験は間もなく
http://spacenews.com/bruno-vulcan-engine-downselect-is-blues-to-lose/

燃焼試験は数週間続き、ULA社および連邦議会が各々派遣する独立チームが監督する。
チームは空軍やNASAや国家偵察局などの元幹部、宇宙開発企業の元役員などから構成される。
メタン燃料のロケットエンジンとしては史上最大のものであり、燃焼安定性などが検証される。
試験がうまく行けば、調査意見を聴取検討した上で、2〜3ヶ月でULAが正式採用を決定する。
正式決定後もテストは続き、2018〜19年ころにエンジン認証を行う。

ロケットダインのAR-1は依然として、失敗した場合の予備候補として開発が続いている。
取り掛かりが遅かったため、BE-4と比べて18〜24ヶ月ほど遅れを取っているが、
手慣れたケロシンゆえ、心配はしていない。

ULA側の調査でも量産計画に不安はない。場所は明らかにされなかったが、
年にダース単位でBE-4を製造できる新しい製造工場の検討が進められている。