ロケット総合スレ19 [無断転載禁止]©2ch.net
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国産から海外、過去、現在、未来、ありとあらゆるロケットの総合スレです。 専用スレがある話題でも、他との比較や総合的な話題など必要な場合は適宜こちらで。 (ロケットと直接関係の無いペイロード(衛星)そのものの話は、人工衛星スレなどで) 前スレ ロケット総合スレ18 [転載禁止](c)2ch.net http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/galileo/1444357550/ #とりあえず立てときます。 >>352 計算の前提を再確認した方が良いんじゃないか? 少なくも HTV を忘れている. 「H系の打ち上げ需要」 というと,H-IIB を含めての話でしょ? (HTV-X は H3 ロケット打ち上げ予定だし) >>353 それな!書いてから、すぐ気付いた。 HTVの製造費(使い捨て) 140億円 + H2B の打ち上げ費用 140億円というのも、辛いよな。 spaceX の dragon の2台弱の輸送量があるとはいえ、コスパ悪すぎ。 物資輸送なら少量を安価に(質量の割に価格は高価)打ち上げる便と、 多数を高価に(質量の割に価格は安価)打ち上げる便双方があって結構なことではないだろうか? HTV-Xも売りは大面積の与圧/非与圧ペイロード搭載面積と、 大気圏突入を考慮しないことによる大ペイロード、 そしてCBMによる大型与圧貨物への対応でしょ? 他にもレイトアクセスの許容性の高さとか むしろコスパは良好と言える >>355 だから,H3 ロケットと HTV-X を開発するんじゃないか. あと,H-IIB+ HTV は信頼性まで考慮すると「コスパ悪すぎ」とまではいかんだろう. Ariane 5 + ATV は5台で止めたし後継機もないから,コスパ悪すぎだろうがな. (Falcon 9 + Dragon+Falcon 9 にかぎらず,Soyuz + Progress 他も失敗が結構ある) HTV-X の部分が工程表から抜け落ちている理由を知りたい。 HTVは ISS に駐在員を送るための物納の意味があるけど、お金で納めるという方向もあり得るのか? 『新たな日米協力の枠組みについて、米国政府との合意を得て、必要な取組を進める』 単に打ち上げスケジュールの打ち合わせが終わってないだけでしょ ISS後期運用とポストISSへの移行もあるから明記できないんだろ 政府の宇宙基本計画では、 >我が国の宇宙活動の自立性の確保のため、政府衛星を打ち上げる場合には、 >基幹ロケットを優先的に使用する。 >(内閣官房、内閣府、文部科学省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省等) ってなってるから、何かしら仕事を作るんだろう。 天文・惑星探査系の衛星も、無理に小型化せず、イプシロンよりもH3-30型優先になるんだろう。 一方で、 >固体燃料ロケット技術の確保 >固体燃料ロケットは即時性が高く、戦略的技術として重要であるため、 >固体推進薬を液体ロケットの補助ブースタとして用いること等により、その技術を確保すること。 とあるから、イプシロンやSRBもしっかり残す。こりゃLRBは期待できないな・・ >>355 某個人サイトでコスト計算してたよ。 1ドル=98円換算で、貨物物資1トンあたりのコストは、 ・HTV ・・・・・・ 57億円 ・ドラゴン ・・・ 77億円 ・欧ATV ・・・・ 87億円 ・シグナス ・・・ 93億円 って出てた。 今は円安だから、もっと良いかも。 CRSプログラムでは、NASAが気前良く大盤振る舞いしてるし、 ATVは、輸送機もロケットも、日本に輪をかけて高価かった。 HTV-Xでは、ロケットも輸送船もコストは半額に、しかも輸送能力は1.5倍になるんでしょ? 素晴らしいじゃないか。 >>363 jaxa の資料 >>364 の方が、その個人サイトの情報より正しいと思う >>363 http://d.hatena.ne.jp/iwamototuka/20130816/p1 検索したら、すぐ見つかった。 CRS Commercial Resupply Services の契約からの逆算だね。 つまり HTV / H2B は、開発費や射場維持費を無視した、打ち上げコストのみで 280億円 dragon / falcon 9 は、開発費への nasa への援助を含めた「契約額」 正確な比較とは言えない。まぁ、そもそも比較ってすごく難しいが。 jaxa の資料は、なんとなく実態を表していると思う。 https://en.wikipedia.org/wiki/Commercial_Resupply_Services#Commercial_Resupply_Services_2 CRS2 の契約はどうなっているのかと思って調べたけど、公表されてなかった。 $14 billion from 2016 through 2024 総額で 1.5兆円らしい。 spaceX は CRS-7 を失敗しているから、代替輸送しなくちゃいけないんだろうか? CRS-14 からが CRS2 契約分なのか? 以下のように前提を変えれば、 HTV の打ち上げ費用全体は400億円と言うこともできる。 H2B の開発費(9機分) 180億円を9機で割って 20億円 技術実証機 200億円、HTV の開発費 477億円を8機で割って 140+60億円 H2B は HTV 専用機なので、開発費を負担してもらう。打ち上げ費用 140億円+20億円 HTVも 140億円+60億円で200億円と計算できる。 HTV 費用 140億円+60億円 射場の維持費、年額170億円は、その 1/4 の 40億円を負担してもらう。 http://www8.cao.go.jp/space/comittee/yusou-dai3/siryou2-1.pdf >>367 $14 billion は流石に巨額だな. まあ, SpaceX / Dragon Orbital Science / Cygnus Sierra Nevada / Dream Chaser 3社に払われる総額ではあるけど,それでも巨額 もしかして,打ち上げ費用+宇宙船 だけじゃなくって,ペイロード(実験装置など)の価値も含めってっていうこと? ソースの原文をちゃんと読まないと... http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/071/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2017/01/27/1381512_3.pdf 輸送能力の増強 • 質量: 4トン⇒5.85トン(45%増)(棚構造質量を除いたNetの貨物量) • 容積: 49m3⇒78m3(60%増) http://fanfun.jaxa.jp/countdown/htv6/files/htv6_press_kit.pdf 「こうのとり」6 号機が運ぶ物資 6 号機では船内、船外物資を含めて合計で約 5.9 トン(船内物資約 3.9 トン、船外 物資約 1.9 トン:カーゴ搭載用の棚構造の質量を含む)を ISS に運びます。 *** 書類上のインチキだと思うが、HTV の輸送能力が 4ton に削減されているね。「棚構造質量」が 2ton もあるわけないんだが。 本当のところは、どうなのよ? 6ton の輸送能力という公称も「カーゴ搭載用の棚構造の質量」だけ盛ってあるのは事実のようだ。 CRS の契約も、細かく(?)見ると謎が多い。 spaceX dragon / falcon 9 は、12回の打ち上げ / 20ton の荷物で $1.6B もらっている。 3.3ton * 12 だと思うと、本来は全部で 40ton ぐらいの輸送力があるはず。 契約に含まれない payload は、どう使っているんだろ? https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches 話は逸れるが falcon 9 は FT になってから CRS ミッションの payload にはかなりの余裕がある。 CRS-9 では、余分な燃料を活かして1段目が Cape Canaveral まで飛んで帰ってきていた。 https://twitter.com/SpaceX/status/826598817864761344 SES-10 に再利用する1段目も CRS-8 に使ったやつ。 燃料に余裕がある分だけ傷みが少ないという理屈だと思う。 >>370 そこまで詳細な話は,ロケット総合スレより HTV スレで議論する方が適切じゃないの? >>294 前スレにもあったけど,衛星打ち上げロケットの事故一覧をあげておく. 平均して,衛星打ち上げロケットは約 6 % 失敗している. 2016年 Long-March-2D: Dec/28: 部分失敗 Soyuz-U: Dec/1: 第3段のトラブル Falcon-9-v1.1FT: Sep/1: 打ち上げ前試験で爆発,射場にダメージ Long-March-4C: Aug/31: 第2段または第3段でトラブルらしい 2015年 Soyuz-2.1v/Volga: Dec/5: 部分失敗(Volga 上段と衛星の1つが分離失敗) Spark: Nov/3: 離昇後に機体転倒: アメリカ Falcon-9v1.1: Jun/28: 上空で第2段爆発 Proton-M/Briz-M: May/16: 第3段のトラブル Soyuz-2.1a: Apr/28: 部分失敗(振動で上段と衛星(Progress)に損傷) 2014年 Antares: Oct/28: 第1段液体酸素ターボポンプのトラブル,墜落炎上して射場にダメージ Proton-M/Briz-M: Oct/21: 部分失敗(Briz-M のトラブル) Soyuz-STB/Fregat: Aug/22: 部分失敗(Fregat のトラブル) Proton-M/Briz-M: May/15: 第3段のトラブル Safir-1B+:20/March: 打ち上げはされたが失敗: イラン 2013年 Long-March-4B: Dec/9: 第3段トラブル Proton-M/Briz-M: Jul/2: 第1段誘導システムのトラブル,射場近くに墜落炎上 Safir-1B+: Feb/2: 射場で爆発の模様: イラン Sea-Launch(Zenit-3SL): Feb/2: 第1段油圧系統のトラブル,海上に墜落 Rokot/Briz-KM: Jan/13: 部分失敗(衛星の1つが Briz-KM と分離トラブル) 2012年 Proton-M/Briz-M: Dec/8: 部分失敗(Briz-M のトラブル) Falcon-9: Oct/8: 部分失敗(第1段エンジンの1基トラブル,衛星の1つが予定軌道に入らず) Proton-M/Briz-M: Aug/6: Briz-M のトラブル(10月16日に破裂,デブリ飛散) Unha-3: Apr/12: 第1段解体らしい: 北朝鮮 2011年 Soyuz-2.1b(Fregat): Dec/23: 第3段のトラブル Soyuz-U: Aug/24: 第3段のトラブル Long-March-2C: Aug/18: 第2段失敗 Proton-M/Briz-M: Aug/17: Briz-M のトラブル Taurus-XL: Mar/4: フェアリング分離失敗 Rokot/Briz-KM: Feb/1: Briz-KM のソフトウェアのトラブル >>373 2010年 GSLV: Dec/25: 第3段のトラブル Proton-M/DM-03: Dec/5: DM 上段に燃料を積みすぎ Naro-1: Jun/10: 第2段のトラブルらしい: 韓国 GSLV: Apr/15: 第3段のトラブル 2009年 Long-March-3B: Aug/31: 部分失敗(第3段トラブル) Naro-1: Aug/25: フェアリング分離失敗: 韓国 Soyuz-2.1a: May/21: 第2段トラブル Unha-2: Apr/5: 第3段のトラブル: 北朝鮮 Taurus-XL: Feb/24: フェアリング分離失敗 2008年 Safir: Aug/16: 第2段のトラブル: イラン Falcon-1: Aug/3: 第1段と第2段の衝突 Proton-M/Briz-M: Mar/14: 部分失敗(Briz-M のトラブル) 2007年 Falcon-1: Mar/21: 第2段のトラブル Proton-M/Briz-M: Sep/5: 第1段と第2段の分離失敗 GSLV: Sep/2: 部分失敗(誘導システムのトラブル) Atlas-V: Jun/15: 部分失敗(Centaur 上段のトラブル) Sea-Launch(Zenit-3SL): Jan/30: 第1段爆発,射場(船)にダメージ 2006年 Dnepr: Jul/26: 第1段油圧系統のトラブル GSLV: Jul/10: 予定軌道から外れて指令破壊 Falcon-1: Mar/24: 第1段のトラブル Proton-M/Briz-M: Feb/28: Briz-M のトラブル >>294 平均して,約94% の信頼性ということは,もっと高い信頼性のロケットもあるわけで, Atlas V などは 98% 以上の信頼性 Falcon 9 については,29回の打ち上げで3回の失敗(部分失敗1回,爆発2回) https://spaceflightnow.com/2017/02/03/russia-recalls-rocket-engines-grounding-proton-missions-until-spring/ ・プロトンは、早くて4月、あるいは6月頃まで延期。 EchoStar-21は本来、12月打ち上げの予定だった ・前回、2016年6月の打ち上げでは、2段目エンジンが早期に停止、3段目が十分な燃料があったのでリカバリーできた ・2段目と3段目を製造しているのが、Voronezh Mechanical Plant(VMZ)工場 ・2段/3段どちらのエンジンも、指示書に反して、エンジン内部の耐熱合金を安い別の金属の材料に変更していた ・安い給料と、製造業意識の弱さが相俟って、犯罪的な手抜きが発生した ・昨年のエネルギア打上数は3機で、1970年代以来、最少だった ・12月にソユーズロケットの3段目が爆発したが、ポンプ内への異物混入または製造ミスにより、LOXタンクを破壊したと思われる ・このソユーズロケット3段目エンジンの製造も、プロトンのエンジンと同じくVMZ工場である ・エンジンを製造ロットの異なるものに入れ替えて、2月22日のプログレス補給ミッション、3〜4月の有人2名のISSミッションに備える 別ロット製品に入れ替える? それは別工場で作られてるのかな? 時間がないとはいえ、いよいよ有人でもロシアンルーレットですかね。 ロシアンルーレット好きだな、ロシアは。 ブリーズMの欠陥品も、特定工場製品だけが設計を改変してたっつーロシアンルーレットだったな。 AIRLINE 3月号にOrbital L-1011の記事 言われてみれば当然だけど機内で打ち上げ管制をしてるんだね Falcon 9 のターボポンプのタービン翼(turbine blades)でヒビ(crack)が出ることが 問題視されていて,有人飛行を始める前までに改善処置(改設計)が求められているとのこと. Congressional Investigators Warn of SpaceX Rocket Defects https://www.wsj.com/articles/congressional-investigators-warn-of-spacex-rocket-defects-1486067874 タービン翼でのヒビ(crack)は数ヶ月ー数年前から知られてはいたらしい. 商業有人飛行はさらに遅れる公算. 詳しくは Falcon 9 スレで こうのとりの実験失敗 なんかお粗末だな 電源切り替え時にスイッチ入れておくのを忘れたとか 人為的なミスに違いない 固定されてた4本のノッチボルトのうち1本が切れなかったぽい JAXAはレベル低すぎ チェックリストや点検すらちゃんとしてないなんて子供の遊びか? 宇宙関連技術の研究開発の主体は予算ともども自衛隊と防衛装備庁に移すべき なんだか小型ロケットが山のように出てきているけど そのうちいくつが打ち上げ成功までたどりつけるのかな 成功するまで続けられれば成功するので結局のところカネ次第、 強力な資金源を持ってるのはどこだ? 打ち上げ手段が増えすぎて市場が飽和しないかが不安だな…… 需要が安価な打ち上げ手段の発達で掘り起こされるかどうか。 帯域の不安もあるし。 カムイロケットって大型化とか多段化とか可能なのかな? 458 名前:名無しゲノムのクローンさん :2016/12/02(金) 00:50:21.89 ID:+Gd0zSfb6 ぶんなまのツァイスのフォーラムで、 宮脇先生が「CUBICは使えない」って言ってた。 459 名前:名無しゲノムのクローンさん :2016/12/02(金) 20:11:43.99 ID:dPWJcUWTd 電顕には、って話じゃなかったっけ? 460 名前:名無しゲノムのクローンさん :2016/12/03(土) 01:13:53.69 ID:/Ed5RTLa6 >>459 「単に透明にして脚光を浴びたいだけ。 論文のデータはバイアスのかかったチャンピオンケース。 蛍光や抗原性は大幅に減弱。 普通は蛍光観察にも免疫染色にも全く使えない。」 って話 SS-520 4号機 実験失敗の原因究明結果及び対策にかかる記者説明会 平成29(2017)年1月15日に内之浦宇宙空間観測所にてSS-520 4号機実験を実施しました。 実験失敗の原因究明結果及び対策についてご報告する記者説明会を開催します。 日時:平成29(2017)年2月13日(月)19:30-20:30 登壇者 JAXA宇宙科学研究所 副所長 稲谷 芳文 (いなたに よしふみ) JAXA宇宙飛翔工学研究系准教授 羽生 宏人 (はぶ ひろと) JAXA安全・信頼性推進部 参与 宇治野 巧 (うじの たくみ) https://www.youtube.com/watch?v=sa9QV-dkiNc 原因究明が早いということは しょーもないミスの可能性が高いよなあ。 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12795920Q7A210C1TI1000/ ミニロケット、17年中にも再打ち上げへ JAXAなど 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、キヤノン電子やIHIエアロスペースが参画するミニロケットを 年内にも再度打ち上げる方針を決めた。1月半ばの打ち上げ失敗の原因となった通信途絶の調査を完了し、 関連機器・部品などに対策を施せば再実験できるとの見通しが立った。 打ち上げ費用の3億〜5億円は主に企業側が負担し、国も予算措置を検討する見通しだ。 JAXAはロケットを秋ごろに完成させる予定。 ロケットが安いと判断も早いねぇ それにしても費用が企業持ちって何のメリットがあるんだろう? 宣伝? あんな将来性のないロケットに投資する企業って大丈夫だろうか。 もう広告費くらいの考えなんかな。 3Uを変な軌道に数億円って。。 キューブサット向けバスをつくって安く販売すれば、 キューブサット利用者はミッション機器のみ考えればいいので 手間が減るかも ただし、キューブサットは実用目的より、バス作るのも研究の一環みたいなところがあるからな んー、今はもうバスよりもミッション内容で勝負になってる気もする >>398 そんなの海外ではいくらでも売ってるからな。 差別化できるとは思えんわ。 >>397 しかも 4kg で、寿命30日。仮に3億円としても、あまりにも割高。 http://sorae.jp/030201/2016_12_08_pslv.html キヤノン電子は PSLV C38 を 6,000万円ぐらいでお買い上げという噂も。 重さは 65kg で 600km の SSO への投入で、この価格らしい。 >>380 どうしても dedicated launch が必要だとしても SS520-4 では先が見えない。 せめて、以下のようなものを新規開発できないのか? http://vectorspacesystems.com/technology/ LOX/Propylene で Pressure fed だって。 >>397 逆に言えば数億円で済むからでしょ. それはそうと, >>395 >打ち上げ費用の3億〜5億円は主に企業側が負担し、国も予算措置を検討する見通しだ。 これは額面どおりに受け取ってよいのかなあ? H-IIA の場合は, 「2007年の13号機から、打ち上げ作業を含めてH-IIAロケット打ち上げ関連業務のほとんどが民間企業である三菱重工に移管された。」 とあるけど,逆に言えば他の日本の衛星打ち上げロケットは(イプシロンも含め),民間企業移管してない. (イプシロンの方は将来的に民間移管の検討はされているみたいだけど) ましてや試験段階の衛星打ち上げロケットについては,民間の費用分担の手続きはどうなるんだろう? (万一の事故責任とか,技術情報の開示とか色々面倒そうだが) 3UをSSOに3,000万円ならまだ可能性あった。 >>404 それは運用まで順調に行った場合の計画上の費用でしょ. ところでそのロケットの開発費は,どの程度かかるの? 失敗した場合のリスク負担は(単に打ち上げ失敗だけでなく爆発とか)? 今回はあくまで試験なんだから、既存品で手早く作って打ち上げるのが最優先なんでしょ? 今後量産して超小型衛星打ち上げビジネス始めましょう、ってハナシではないじゃん。 あくまで失敗した実験のリトライでしかない。 衛星打ち上げロケットの開発費用は,数百億円から,有人クラスでは数兆円するけど, 超小型ロケットではどの程度になるんだ? イプシロンロケットでは 100億円(改良費用含めるとその2倍?)程度だったかな? 超小型ロケットではもっと開発費用が下がるだろうけど.一方革新的技術の採用とかなると 開発費用と期間の見積りが困難ということでもあるし. 開発リスクまで考えると.イプシロンロケットか PSLV クラスのもので,超小型衛星を数十機あげるのが現実的では? あるいは,SS-520 改良型だと.ビジネスにはつながらないにしても, 開発費用が止めどもなく膨らむリスクは避けられるし. >>388 CAMUI ロケットチーム.20164月14日に2段ロケットの試験をしているけど,到達高度は約 100m http://www.hastic.jp/news/library/150.txt ハイブリッドロケットWG ・4月14日に大樹町で2段ロケットの打ち上げ実験を実施。1段目を4 秒後に分離後2段目への着火を確認し、高度約100メートルまで飛 翔させることに成功した。 これ以外におもしろい情報として 固体ロケットWG ・秋葉会長が研究を進める低融点推薬の開発チームに参加する宇宙 研メンバーが28年度から科研費を獲得できたため、本格的な製造 実験や無線点火システムの開発に取り組む予定。 >>408 いつも思うが秋葉大老、ちょっと元気すぎねぇ?ww >>408 あれ?ハイブリッドロケットWGってJAXAの奴じゃないよね? HASTICのだよね? 個人的にはハイブリッドロケットはJAXAの奴の方に期待してるんだけど。スロットリング性能高いみたいだし。 しかし低融点推進薬はまだ科研費取れてなかったのか…… うまくいって採用はシナジーイプシロンの次あたりかなぁ? ……無線点火システムってなんぞ? >>407 vector space は $5M ほど集めた。政府の援助と、民間からの投資が半分ずつ。 開発費が $5M というわけではないかも。(例えば借金もあるかもしれない) The new round brings the total raised by the company to $2.25 million. The company also has Small Business Innovation Research contracts from NASA and the Defense Advanced Research Projects Agency valued at an additional $2.5 million to work on vehicle technologies. - See more at: http://spacenews.com/vector-space-raises-additional-funds-to-support-2017-first-launch/#sthash.wDpZOYjB.dpuf >>411 既にある技術の流用ならともかく, (衛星打ち上げの)超小型ロケットの開発費と見ても, $5M は少なすぎる. というか,Vector Space Systems の会社設立自体が 2016 年だから,会社が軌道に乗るのがこれからだな. Electron (rocket) の Rocket Lab の方は,会社設立が 2006 年で, 観測ロケットの打ち上げはしているので,やや実績はある. >>412 もちろん0から始めるわけじゃなく Garvey の技術を使う。 http://www.garvspace.com/News_2003_2006.htm 2003年ぐらいから実験を始めている Vector Space Systems announced July 20 it had completed the acquisition of Garvey Spacecraft Corp., a California company that has been working for more than a decade on small launch vehicle concepts. That company’s founder and chief executive, John Garvey, will join Vector Space Systems as its chief technology officer. - See more at: http://spacenews.com/vector-space-systems-plans-2018-first-flight-of-small-launch-vehicle/#sthash.MDnj50eh.dpuf >>414 後半の記事に 2016年に約 $10 million 2017年に約 $25 million (こちらは予定) の資金を集めるとか Cantrell said the company is currently working on a Series A round of about $10 million this year, to be followed in 2017 by a Series B round of approximately $25 million. That funding, he said, will be sufficient to get the company through the start of commercial launch operations. 合計 $35 million か, これなら >>411 の $5M より現実的とおもったが.... 記事の日付情報を再確認すると, http://spacenews.com/vector-space-systems-plans-2018-first-flight-of-small-launch-vehicle/ July 22, 2016 http://spacenews.com/vector-space-raises-additional-funds-to-support-2017-first-launch/ November 18, 2016 なんで,もしかして 2016年に約 $10 million の資金を集めようとしたが,その半分しか 獲得出来なかったということか? 「兼松、小型ロケット打ち上げサービス分野に進出 - 米Vector Spaceに投資」 順調に資金が集まっている可能性もある。 http://www.bizjournals.com/phoenix/news/2017/01/30/this-tucson-aerospace-company-debuts-world-s.html Cantrell said he couldn’t disclose the amount, only saying it was a significant capital investment of equity financing for Vector’s bridge round. 兼松の投資額は明らかになっていないが significant capital investment だそうだ。 equity financing = 新規発行の株式を買った。 >>420 PLANET-CやASTRO-Hの事故調査結果報告と比べると 何か怪しさの残る原因推定だなという印象。 これでリトライにGOするんだろうか? >>420 養生不足によるワイヤーハーネス損傷って絶対に過去にもあっただろ・・・ あとこの設計変更の背景(妥当性の検証)が全然書いていないけど大事な所では ロケットの加振試験ってできないorそんなに高いの? 削りに削って3kgのペイロードを確保したんだぞ 大幅に設計変更してまで軽量化に努めた。 が、ちょっと無理があった。 http://sorae.jp/030201/2017_02_14_ss-520.html 原因は、軽量化のために施された様々な設計変更が複合して電線が断線した結果、 ロケットの電子機器の電源が失われたものと推定された。 ソ連で言うところの「配管に異物」ってヤツじゃねーの? 正直ワカランけど面倒くさいからこれでよろしく、って 配管異物はソ連の末端労働者の程度が低い事に起因してるんだと思うが 実際に起きた「配管に異物」はそうだけど、それが多かったため 原因不明のものを「配管に異物」で済ませた故事に由る 家電製品なんかでも金属の穴にワイヤーを通す場合は、穴の縁に樹脂製のパーツを付けて 金属とワイヤーが接触しないようにしていたりするよね あの状態を見て誰も危険だと感じなかったのだろうか。ミッションの成否よりそっちの方が気になる それとも同じような構造で何機も正常に飛んでいたけど今回だけダメだったのかな 既存の観測ロケットをちょいちょいと活用してお手軽に打ち上げ実験やるはずが、 なんでそんなにあちこち設計変更してるんです? 設計が古過ぎて、製造方法が引き継がれてない謎部品や ヤフオクにすら流れてない骨董電子部品を、 現代風にアレンジしたら、こんな事になりましたって感じ あと設計や試験で発覚しなかった(=組まないと判らない)リスクの掘り出しって 宇宙研時代は技官がやっていたっぽいけど今は誰がやっているのだろうか >>436 > 家電製品なんかでも金属の穴にワイヤーを通す場合は、穴の縁に樹脂製のパーツを付けて そりゃ、パンチ穴のエッジ加工なんかするより、中国人に樹脂パーツ嵌めさせた方が、 早くて安くて美味いだろうからな。 スペースも重量も削らざるをえず、熱も振動もある環境のものと並べてみても、あまり意味は無さそうだ。 ワイヤーハーネスを保護するために穴の縁に非金属のパーツを付ける、ガラステープを何重にも巻く 穴の縁にガラステープを貼るなどの対策が提案されたが技術的妥当性を検討した結果 ワイヤーハーネスにガラステープ一巻きで十分と判断されたのであれば納得できるよ 経験値の不足に起因する事故でありリトライする価値がある あの状態に誰も疑問を持たずに打ち上げたのであればASTRO-Hと同じ事故だ 現場に物、技術が判る人が誰もいなかったって事になるぞ 物と物が固定されず接触したら擦れる って事に想像が行かなかったレベルとするとすげーヤバいよね 初めての実験だからこういうこともあるとか そういう次元の話じゃねーじゃん JAXA緩みすぎでしょ また暗黒時代に入りたいのかよ はやぶさ貯金はそろそろなくなるぞ はやぶさこそ、偉業でも貯金でもなんでもない、真摯に反省すべき事象だったんですよ。 ASTRO-Hだって今回のだって、たまたまうまく行ったのとうまくいかなかったのの差があるだけで、同根。 真空環境で使う場合、接着剤の真空引きからやらんといかんからなぁ そらコストおさえたいなら、なるべく避けたいのはわかる >>446 宇宙科学シンポだかで川口先生が「はやぶさは失敗した点もあり反省しなければならない」的なことを言っていたぞ ちゃんと反省出来たかははやぶさ2が証明してくれるかと >>433 >>434 旧ソ連が崩壊してから,25年以上経っているが, 未だにロシアではなく,ソ連と呼ばなくてはならないのか,違和感がある. あと,ロシアのロケットの品質に関してはこの約10年の品質低下が著しいと思う. 旧ソ連時代の技術者が定年退職するなり寿命が着たためじゃないかな (+後継者が育ってない) 反省しなければいけないのははやぶさよりあかつきだな。知らなかったのだからしょうがないで片付けられてしまっているけど あかつきはOMEが完全な状態で噴射できるかを軌道上で確認していない。その状態でVOI-1運用をやってあの結果だ のぞみなんて軌道上で何度もOMEを正常に噴射できていてもクリティカルな運用に失敗しているのに、調圧系も含めて正常に 機能することを確認しないであかつきのVOI-1運用が成功すると思った根拠を聞かせて欲しいものだ >>450 本来なら、セラミックスラスター実証機を別に打ち上げるべきだった。 とか言えば、「そんな予算は無い」で終わるのが日本の宇宙開発。 毎回毎回、机上の計算とぶっつけ本番で、そうそう上手く行くわけがない。(´・_・`) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる