>>323
http://i.imgur.com/Poj79iW.jpg
当時これ面白いなって思ってた。
上段を省いて、下段を1.5段化し、LEO能力を高めるというのは面白い。
スペースシャトルみたいだよね。

ちょうど長征5号のA〜C型がこんな感じで、
水素のメインコア + 強力なケロシンLRBで、2段目を搭載しない構成だよね。
LEOに最大25トン。GTO向けには上段を付ける。
中国は、良く研究してるなって思う。


でもこの構想、LE-9でも出来ないかしら?
メインコアは、LE-9を1〜2機にして空中点火、
離昇時は、LE-9を各々2〜4機積んだLRBを2本で、離昇推力は600〜1200トン級。

いや、どうせコアもLRBも同じ推進剤なんだから、ファルコンヘビーみたいにクロスフィード燃料供給方式で、
コアステージも地上からフルパワーで吹かす、ただし推進剤は全てLRB側から優先的に供給される、ってすれば、
これなら空中点火能力は不要、離昇推力は750〜1500トン級も可能になる。
これはLNGブースターでは出来ないことだし、エンジンを改造しなくても、燃料供給メカニズムの改造で済む。
LRBを4本にするだけで、離昇推力はサターンV級になってしまう。

世界で唯一、1段目用でプリバーナーを持たない、極めてシンプルで低コストな大推力エンジンなんだから、
大量生産してナンボでしょ。 SRBを使う限り、何をどうやってもコストは下がらん。