1段目エンジンをRDに置き換えた新型アンタレス。
こいつも、前回の失敗からぶっつけ本番の大博打だよなー。

大西宇宙飛行士、日本の技術でアメリカの宇宙船をドッキングへ!
http://sorae.jp/030201/2016_10_06_cygnus.html
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国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の大西卓哉宇宙飛行士は、日本の技術を使ってアメリカの無人宇宙船「シグナス」をISSにドッキングさせます。

無人宇宙船「シグナス」はアメリカのオービタルサイエンシズ社(OSC)が開発し、NASAとの契約で運行している民間宇宙船です。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した宇宙ステーション補給機「こうのとり」の小型版といった形をしていますが、実は開発費を抑えるために「こうのとり」の部品も採用しています。
「こうのとり」は、カーナビと同じGPSを使ってISSに接近しますが、ある程度接近するとISSと直接通信してGPSの精度を高める「GPS相対航法」を使います。
これに使うのが近傍通信システム「PROX」というもので、「こうのとり」用に開発して三菱電機が製造しているものをOSCが購入し、「シグナス」に搭載されました。

「PROX」は「こうのとり」とISSの通信システムなので、ISS側の装置もあります。
これは日本の宇宙ステーション実験室「きぼう」に設置されているので、「シグナス」は「きぼう」と通信しながら接近することになります。
このため、「シグナス」は過去5回のISSへの飛行の全てで、JAXAの「こうのとり」運用チームのサポートを受けました。