http://www.sankei.com/smp/west/news/161224/wst1612240046-s1.html
大阪のミカン、愛媛のレモン…、宇宙で日本の果物丸かじり NASAステーションの飛行士

普段食べてるバナナ(キャベンディッシュ種)は今絶滅の危機にあり、温州みかんがその代替品になりうる。

「バナナの世界史」という本で知ったが、キャベンディッシュ種が世界を征したのは、「程よい甘さ、固さ、皮の丈夫さ」だそうだ。
キャベンディッシュに変わる品種を作ろうとしているが、バナナは花が咲くのに基本的には種子で増えず、自分のコピーで増える。
そのため遺伝的多様性が無く、単一の病気が流行ると歯止めが効かない。
受粉で他の遺伝子を組み込む事が出来ないのに、それでも改良しようとすると、受粉させて数万本のバナナから極小の種子を探し、その種子が発芽してくれると信じて蒔くしかない。

温州みかんは「程よい甘さ、固さ、皮の丈夫さ」を備えるので、キャベンディッシュの後釜に納まる可能性がある。