日本ハムは、NTTデータと共同で「畜産動物の育成状況の判定」を行えるカメラシステムを開発した。
カゴメは、NECと共同で水や肥料、農薬散布の適切な時期を判断する機械学習システムを開発し、トマト栽培のノウハウ運用を自動化した。
デンソーは、野菜や果物を収穫できる農業用ロボットアームと、自動運搬システム、植物工場の環境制御システムを構築した。

株式会社アラヤは、製造現場向けセンサーを手掛けるキーエンスと提携し、外観検査用画像処理AIを提供している。
また、ドローンを利用した低消費電力で実行可能な電力インフラ点検用の画像処理AIをKDDIと共同で開発中である。
IHIは、航空機部品の製造でKUKAの協働ロボを導入し、日産自動車は自動車の製造を目的としたオートメーション工場を栃木県に導入する。

建設機械大手のフジタや三井住友建設は、建設現場に深層学習を導入し、掘削作業を自動化したり、トンネル内壁の損傷検知を行う。
大林組は、住宅や大型施設の建造にコンクリート製3Dプリンターを導入する実験を行っている。

トライアルは、店内・棚前の顧客の買物行動の分析、棚の欠品の有無の検知ができる画像認識システムを60店舗に導入した。
イトーヨーカドーは、かご回収や在庫運搬が可能なロボットを店内に導入する。
ドラッグストアのトモズは、調剤に7種9台のロボを導入し、粉薬の調製や錠剤収集を自動化する。
スーパー大手イオンは、一部の店舗の厨房にからあげの盛り付けを自動化する弁当向けロボットを導入する。