左派加速主義・計算政治哲学・不幸削減主義 part 3
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
左派加速主義・負の功利主義・計算政治哲学・現実的反出生主義・不幸削減主義(既存の術語ではなく新語・仮名である)について議論をするスレッドです
※他者の人格を否定する煽りは基本的に禁止する。反論の態度も節度が求められる。同意しなくとも他者の意見を尊重すること
※理論的・行動的・政策的な考察も歓迎する
※ID・ワッチョイ導入がなされない場合、コテハンは歓迎
「不幸削減主義」とは当スレにおける新語で、「何等かの人生・実存における不幸全般を定義・分析し、科学技術を援用して文字通り削減すること」
を好ましいと考える「負の功利主義」を個別実存理論的に一般化した思想とする
「現実的反出生主義」とは、人間社会システムのレベルでは苦しみ・不幸は十分に削減できないと考える反出生主義に理解を示しつつも、非反出生主義・未来主義との
和解を模索する思想である
「計算政治哲学」とは計算論的な概念整理・最適化と共に政治哲学表現を志向する方法論を指す
関連キーワード:計算論政治哲学、左派加速主義、構造主義、反出生主義、負の功利主義、シンギュラリティ、複雑系科学
前スレ
現実的反出生主義・不幸削減主義 part2
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1603026449/l50 まず仏教自体がインドのあの辺じゃあまり流行らないまま
戦争が起きて避難した仏教徒が中国に伝えたって流れなんやけど
お前らイメージで話してるよな? >>29
ディストピアっぽいとかじゃなくてそれ現実に行われたホモへの投薬とかと変わらんのやけど
お前ら見てると歴史上の政府やら学者もどきやらがどう考えても馬鹿な政策を実行に移した理由がよくわかるわ >>75
内面=心だけでなく足りないもの、精神的飢餓の要因になっているものが素朴なオブジェクトですね
それはむしろ人生に苦しんでるような人達がデータとして吐き出してくれるものですよ
スペックが、健康が、愛があればとかね
内面も外面も両方再分配の対象にすべきだと思ってます
>>76について言えば、価値や幸福、不幸は抽象化して評価すべきというのが理論的な立場で、
大体の定義はあります。しかし凄く抽象的な定義です
具体的なレベルから見たら先天的に決めつけないという感じになります
例えばベクトルやニューラルネットの重みを考えてみてください。具体と抽象を結び付ける価値理論を
考えてそれを使うということです >>78
あーなるほど、それは私の考えとは違いますw
仏教理論でもちょっと違う所を使います
確かに仏教は悟りを最終形態と考えますが、私の言う大乗はそういう意味合いではない
全てが仏教に類似しますがあくまで類似であってコピーとは違います
個人的には私は内面充足や悟りのダウンロードみたいなものはオプションにすれば良いと思ってます BMIの方の大まかな思想スタンスは理解しました
私の考える不幸削減というのは、あくまで「まずは」世俗や即物のレベルの再分配なので、
本質的には見えないのかもしれません
しかしこの「まずは」が私なりの拘りですかね。皆が解脱するみたいな世界はその後に考えたら
良いと言う立場 要するに、あくまでまずは進化の歴史や資本主義に対応するような、ある意味で西洋的というか
唯物論的なレベルで問題解決システムを考えたいんですよね
仏教と密に関連するとは言え、完全な解脱とは違います。仏教主義者の人からしたら
低レベルかもしれないが、私からしたら現実の歴史により近く沿った実在論を採用しているつもりです また言い換えれば、西洋的な唯物論と仏教的な世界観の一定の調和を図りたいとも言えます
客観的に、少なくとも既成の政治理論や思想よりは上手くやれると感じていますね >>82
普通の人は皆そうです。生きる事が最優先。 >>83
インドにはもともバラモン教がありますからね。
戦争(侵略)で釈迦族が滅ぼされたのは、コーサラ国王との政略結婚で血統を偽ったからです。
この話は仏の顔も三度までという言葉の語源にもなっています。 >>87
なるほど、目指すところは何となく見えてきた。
素朴な再分配ってのと、世俗や即物のレベルの再分配ってのは同じ意味と考えていいのかな?
つまり肉体的な健康とか、容姿とか、パートナーシップの格差をなくすって事だと
理解したのだけれど、そんな感じであってる? 容姿や健康の再分配ってトランスヒューマニズムを連想させます。 >>92
その方向性で進めようとすると、
(エンジニアなので思想的・フレームワーク的というよりも
技術的・具体的な解決案になってしまうのだけれど)
経済格差はベーシックインカムとか自動化技術で何とかなるかもしれない。
知能格差は確かにBMIの出番で、脳とCPUを繋いだら
記憶力とか専門スキルを増強できるかもしれない。
容姿とか体型に関しては、整形とかダイエット法などの肉体改造法が既にあるよね。
ちなみにBMIで満腹中枢を半年くらい刺激し続ければ健康に痩せられると思うよ。
まあ病気に関しては再生医療とか人工臓器に期待するか、
これもBMIで精巧なヒューマノイドロボットに繋げるとかしかないんじゃないだろうか。
まあ肉体を捨てて全て仮想世界の中で完結させるっていう手段もあるけど >>93
BMIとかシンギュラリティとかトランスヒューマニズムって今はまだ同義だよ。
今後各論的に分かれていくかも知れないけど。
基本的には人類のホモ・デウス化よね。 例えば、日本には腎不全で人口透析を余儀なくされて著しくQOLが低下してしまっている方々が30万人以上おられますが、IPS細胞による腎臓再生医療が実現すれば、この方々の不幸を削減できますね。 >>92
そうですね。普通に人間のコミュニケーションでやり取りされている価値対象を、「拝金主義や消費主義は
恐らく過剰と見なした上で」扱うという事です
こちらからは三つ、あまり面白い質問ではないけど後でレスします 1:利己性と利他性を見分ける仕組みについては大体検討がついているのか?
例えば細かい例だと、歩きタバコをする、またそこそこの混雑率の電車に座席が三つあるシートがあった場合、
自分が座り大きく足を組みながら隣の席に荷物を置く
そういう場合には自分と他者の間の価値の認知の対称性が壊れているとも見れる
価値と個体の発火トポロジーが利己性や利他性に関わる。そういう仕組みに似ているのかどうか?
これは例えば、神経回路だと自分の利益は究極的には他者や組織への奉仕と繋がっているというある意味
「自己啓発的」な認知システムだとまた話がもう少し一般的になるように見える
すなわち、自分の利益と他者や組織の利益が結び付いている 暴力などの犯罪行為はどうでしょうかね。
これは脳神経科学でかなりのレベルまでいけると思うんですけど、重要なのは「予防」であって、いかに事前に防ぐかが課題になるかと思います。
そのとき、どのレベルまでの介入が社会的に許容されるのか。
例えば、健康診断の項目に脳検査を義務付けて、
前頭前皮質の神経活動が劣っている人には治療を受けさせるとか。 2:イーロンマスクのBMIの考え方というのは正当なトランスヒューマニズムの方向性だと思うが、
電子回路を内蔵化するようなBMIというのは何処まで可能なのか?既成の神経回路を切除して代替するような
物理配置になるのか?本当にそれで脳機能全般を代替できる見通しが現在あるのか?
クオリアの文脈での意識現象に対するBMIの影響は理解できているのか? 3:現在の電子回路に関わる量子論、物理の精度やレベルに技術者として不満はあるか?
BMIに基づく社会工学のイメージにも勿論興味はありますが、その前にお聞きしたいのは以上の三点ですね
勿論マイペースで可能な範囲で回答いただけたら幸いです 検討がついているのか→見当がついているのか
今はスマホなんで誤字脱字は容赦くださいw 失礼。3は訂正します
3:現在の電子回路やBMI全般に関わる量子論や物理の精度、レベルに技術者として不満はあるか?
また、ハードプロブレムとされる意識の物理理論は必要と考えるか? >>103
いやいや、お気になさらずにw BBSですから問題ないです >>105
どれもなかなか深い質問ですね〜wwww
ある程度答えが分かっているものから回答します。
少なくとも回路やBMIのエンジニアが業務で量子力学を使う事はほぼない。
(機械学習なんかは量子力学と結構繋がりあるけど)
回路設計する時にトランジスタの挙動をシミュレーションするための
CADソフトを使うんだけど、そのシミュレーターの計算には量子力学が使われてる。
でも僕らはユーザーなのでその中身までいじらない。大学の基礎では勉強するけど。
まあBMIにも色々な流儀があって、脳の電気を測るのか、磁気を測るのか、
光を測るのかで、対応する物理も全然違う。電気と磁気は電磁気学、光は光学になる。
電磁気学も光学も古い学問なので、脳を測る原理自体はすごく昔から分かってる。
それこそ1950年代くらいから。
BMIが応用技術として成立するようになったのは、
半導体の微細加工技術が発展してきたから。
今のCPUの中のトランジスタ(最小の電子部品)は原子70個分とかの大きさ。
こういう集積回路の技術があるから、体の中に埋め込めるくらい
小さいデバイスが作れるようになったし、コンピュータの性能も上がった事で、
脳活動を記録するのに必要な膨大な計算を短時間で行えるようになった。
まあもちろん色々な課題がまだ残ってるから
BMIはスマホみたいに普及してないんだけど、
恐らくスマホメーカーの出資をBMIに流したら、
一瞬で出来ると思う。臨床試験とかは必要だけどね。
まあ要は今の技術でBMIは十分に作れるって事だ。
イーロンのパフォーマンスもあって、
世の中の投資家がそれを徐々に理解し始めたので、
あとはちゃんと結果を残して、それを証明しないと。 >>105
ハードプロブレムたる所以は、それが物理理論にならないからなんだよね。
意識はどこまで行っても主観でしかないので、主観的な科学ってそもそも存在できない。
科学の土台は客観性と再現性なので、その基礎を壊してしまうと、もうそれは科学ではない。
他のスレにも書いたんだけど、これって視力検査とか聴力検査と同じなんよね。
本当にその人に見えているのか、聞こえているのかは、その人にしか分からない。
まあでもその主観的な経験を元に(嘘をついていないという前提で)
視力・聴力という客観的なデータを出しているわけだから、
別に主観的体験に対応する神経ネットワーク(NCC)みたいなものを想定して、
意識の物理理論を作り上げても、実用上はそれで問題ないんじゃないかと思う。
ハードプロブレムというのは、科学的な厳密性を突き詰めると
理論的欠陥に陥ってしまうので、何か気持ち悪いよねってだけの話。
エンジニアリング上は何の問題もない。
医学とかも似たような感じよね。なんで薬が効くのか分からんけど、
効くんだし、副作用ないから使っちゃえみたいなwwww >>101
まあこれはこの辺の動画を觀てもらえれば、大方の疑問には答えが見つかるかも知れないけど、
https://youtu.be/f3uPKaY0GjA
頭蓋骨を丸くくり抜いて、そこに回路を埋め込んでる。なので回路自体は脳組織には入ってない。
脳組織に入るのは電極(プローブという)だけ。まあ一種のアンテナだと思ってもらえばいい。
なのでアンテナの先端を脳の中に埋め込んで、その信号を無線で外に飛ばす感じ。
Neuralinkのデバイスはこのアンテナが赤血球やニューロンよりも小さい。
なので神経も血管も傷付けずに埋め込めると宣伝している(実際にそれは正しい)。
Neuralinkのデバイスは電気的に脳を記録する方法で、これが一番古典的でレガシーな方法。
実際神経科学の分野では動物実験でこの方法が何十年も使われているし、
確実に上手く行く方法とされている。
FDAで承認された、ALS患者がロボットアームを動かすためのBMIデバイスもこれと同じ。
一方で光学的な方法もあって(あとfMRIなんかもそうだけど)、電極を脳に刺さなくても、
光を使って脳活動を読み出す方法もある。
これは比較的新しいけどOpenwaterみたいなスタートアップがデバイスを作ってる。
光学的な方法だとデバイスを脳に埋め込む必要はない
(まあ皮膚の下に埋め込むとかはあるかも知れないけど)。 >>101
なので脳機能を代替するのに、元々の脳組織を切除する必要はない。
インターフェイスさえあればいい。
これは検索エンジンを考えてもらうと分かり易いんだけど、
別にスマホやPCの中で検索処理をしているわけではない。
Googleのサーバー内にある検索エンジンが計算して、
その結果がネットワークを介してスマホやPCに画面表示される。
脳の処理も一緒で、別に脳内で全て計算する必要はなくて、
インターフェイスさえあれば、重い処理はサーバーにオフロードして、
AIに計算させて、結果だけ受け取るみたいなことも出来る。
もちろん主観的には自分で考えたように感じる。アイデアが湧いたみたいな感じ。
なのでインターフェイスさえ作ってしまえば、
脳組織を回路で置き換える必要なんてない。
>クオリアの文脈での意識現象に対するBMIの影響は理解できているのか?
これは水槽の脳仮説とかシミュレーション仮説と同じだけど、
以下の3つのパターンから脳内で生成されるクオリアを脳は区別できない。
どのパスでも脳は同じクオリアとして認識する(解像度などの条件が同じなら)。
1. 光➙眼球➙視神経➙脳
2. 電気刺激➙視神経➙脳
3. 電気刺激➙脳
まあもちろん高精細BMIはまだ世の中にないので、
実験してみたら違いましたっていう結果が出る可能性がゼロではないけど、
まあほぼほぼ正しい。
例えば後頭部を磁気刺激すると光の点が見える事が分かってる。
この光の点は眼に光を当てた時の感覚と区別できない。 何か、書き込みが増えてしまって、
前回の書き込みで拾えてない部分があるまま、
話を進めてしまうが申し訳ない。
まあ、何回か聞いてくれれば、
返しができる可能性が高くなると思う。
さて、
前提の定義と、
タイムスパンと言う部分が、
置き去りになってるので、
そこから話を進めると、
一応、
オレは瞑想による救済を提言してる訳だけども、
これは、今の経済システムでは無理なので、
別スレで言ってる、
経済の問題を解決した後の話、
通貨の奪い合いが終わった後、
物質の奪い合いがなくならない場合の解決策の提言になっている。
つまり、
将来、
経済的には、最低限+αぐらいは、
保証された世界において、
やはり、不幸が減らない場合の解決策の話になっている。 そこで、
ここのスレで重要になるであろう、
不幸や幸福の定義の話なんだけども、
あくまで、
オレはこの定義に従って説明をしていると言う話なので、
個々人によっては、
納得行かない人がいるのは、
当たり前なので、
それはそれで、
オレはこう言う前提で話していると、
思ってくれれば、
それで十分かと思われる。
さて肝心の、
不幸と幸福の定義に関してなんだけども、
幸福から定義すると、
人間にとっての【幸せ】とは?
それは、
人間愛なのだろうか?
それとも、
慈愛なのだろうか?(同じか?)
それとも、
社会貢献?社会的な成功を収めること?
それとも、他の何か? まあ、
ハッキリ言って、
【人間にとって】の幸せなんて、
個々人によって、目的も違うし、
何を幸せと感じるかも、
人によって違う。
つまり、
ここの部分【人間にとって】の幸せを定義すると言うのは、
意味があるようで、
大した意味がない。
仮に定義したところで、
それは違う、それはおかしいとか、
話が進まない。
そこで、
より根源的、動物的に、
単純化することによって、
処理をしようと考えている。
つまり、
【人間にとって】の幸せとは?ではなく、
【脳にとって】の幸せとは?
で定義すれば、
脳が、脳内麻薬で満たされている状態になっている。 脳を、
ある程度一定の、入力に対して、
ある程度一定の、出力を返す関数として見た場合、
超適当だが、
こんな風になる。
入力→【脳】→出力
一般的には、
脳に対する入力の部分によって、
幸せを定義しようとしてる話が多いのだけれども、
この入力の部分は、
膨大になってしまうので、
出力の部分で、
脳内麻薬を分泌すれば、
それが幸福だと定義をして、
話を進めようとしている。
入力(何でもいい)→【脳】→出力(脳内麻薬) これによって、
脳内麻薬が分泌されてる状態を幸福と定義した場合、
反対に、不幸はと言うと?
単純に、
入力(何でもいい)→【脳】→出力(ストレス物質)
と、
脳がストレス物質(一般的な呼称ではない)によって、
ストレスを受けている状態を
不幸と定義している。
ちなみに、コルチゾールやアセチルコリン(アドレナリンetc)が
ストレス物質に該当すると思われるが、
実際は、副腎で分泌されて脳で受容される事によって、
ストレスを感じるらしい。
まあ、その辺りは、ざっくり適当に、
脳がストレス物質で満たされると表現する事が多くなるかも知れない。
とりあえずは、
脳がストレスを感じる状態を不幸と定義している。 いや、
もうちょっと細かく分類した方が良いんじゃないの?
と言う話もあるんだけども、
実際問題、
脳内麻薬と言ったところで、
セロトニン、ドーパミン、オキシトシン、GABA、etc
さまざまな種類があるし、
組み合わせや、分泌量によって、
どんな幸福を感じるのか?は、
変わってくるのは確かになる。
ただ、これに関しても、
あまり細かく分類したところで、
人間自体が、非常に曖昧で、
ブレやすいので、
仮に
同じ人間に対して、
同じ入力を脳に行ったとしても、
人間の体調やら、置かれている環境によって
(これも脳への入力かもしれないが)
得られる出力値が、変動してしまう。 そこでまあ、
幸福の強度くらいは考慮する必要があるだろうけれども、
どんな脳が状態になってるのか?の、
そこまで詳細な数値による変動までは、
考慮をせずに、
ざっくり、
より強い幸福感とか、より強いストレスとか、
曖昧な表現を使う事が多くなるかと思う。
まあ、
工学的なアプローチをするなら、
詳細なデータの分析も可能だろうし、
それこそ、ディープラーニングの得意な分野だろうから、
そっちは、そっちで重要なのは間違いないだろうけども、
オレ自身には、
そう言った、計測が可能な観測機器もノウハウもないし、
そう言った、細かい事は面倒と感じる方なので、
もっと、ざっくりした感じで、
理論構築を進めようとしている。
将来的に、
ある程度、
理論の骨子ができあがれば、
理論の細分化やら、
工学的な部分との、すり合わせをしたら良いんでないの?と考えてる。 まあ、
ブッダの頃は、
ディープラーニングもBMIもなかったけれども、
ブッダは悟ったし、
ブッダは弟子たちを悟らせることもできたし、
ブッダほどの、
超ハイスペックじゃなくても、
現代人でも、
悟ってるとされてる人達は、
いるわけだし、
何とかなるんでないの?
と、
オレにとっては、
珍しく、
楽観的な希望的予測によって、
話を進めようとしている。 まあ、
とりあえず、
オレにとっての、
幸福の定義は、
脳が脳内麻薬で満たされている状態であって、
不幸は、
脳がストレス物質で満たされている状態で、
理論構築を進めていく予定になっている。 あとまあ、
読み返さずに、
思い出せる範囲の疑問に関しての返答だけども、
瞑想で得られる、
幸福(脳内麻薬)は弱いんじゃないの?と言う話に関しては、
瞑想は、
脳内麻薬を意識的に【自由に】分泌する技術と定義している様に、
無論、
瞑想スキルの熟練度によるけれども、
脳内麻薬の量も、
自由に調節できるから、
人間が得られる、
生物的な限界値まで脳内麻薬を分泌させる事ができると考えている。
と言うか、
そこも習得したいよねと言う話になる。
まあ、実際、
人類にとって最強の脳内麻薬とも言える
βエンドルフィンを
自由に分泌する技術もあるしね。 >>118
こう言う事いうと専門家に怒られるけど、
ディープラーニングもBMIも人間の浅知恵だから。
ヨガの行法は完全に人間のレベルを超えてる。
科学がヨガとか悟りを扱えるようになるのは、
もっと先の話だと思う。
少なくとも量子力学が物質だけではなくて、
幽体まで扱えるようにならないと無理だと思ってる。
BMIはトレーニングマシンみないなもの。
無くても身体は鍛えられる。
今ちょっとずつ本山博の本読んでる。
仕事の区切りが着いたらインドでチベット密教の修行したい。 >>120
瞑想は独学?それとも誰かに師事してる? それは、
行動力があるな、
実際に悟れて、
どう言う理論体系で、
どう言う技術によって、
瞑想を習得しているのか?を、
ある程度、
言語化できれば、
瞑想の汎用化、一般化が進むかも知れない。
ただ、オレ自身は、
そこまで行動派ではないのと、
被暗示性が、そこまで高くないと言う
一番、致命的な部分に問題があると思えるので、
比喩表現だけども、
比喩レベルじゃなく、
脳をハッキングして、
強制的に脳内麻薬を分泌させるみたいな、
ある意味、チート系の技術は無いのかな?と言う部分も含めて、
考察していこうと考えてる。 >>122
独学だよ。
と言うか、
そこまで熱心に研究してない。
最近は、
以前よりは多少、熱心かもしれなけども、
すぐに、
飽きると言う問題があるので、
瞑想の研究に対して、
脳をもっと依存させなければ、
まあ、多分、すぐに他の物に注力しはじめると思われる。 >>123
まあ出来るかどうか分からないけど、
悟った人とかヨガのマスターの脳活動をそのままコピーしたら
同じ悟りの情景は見えるのかもね。あるいは発狂するかwwww >>99
神経回路のレベルまでは分からん。ただ実際に利己的な行動をする人と、利他的な行動をする人はいるわけで、
その人達の脳には回路レベルでの違い(神経相関)があるはずだってのは、そんなに飛躍していないと思う。
もう少し詳しく説明すると、マズローの欲求階層(英語ではHierarchy of Needs:需要階層なので欲求は誤訳だと思うが)、
に対応する神経核なり大脳皮質の領野があると思ってる。
衣食住の生存欲求が強いのか、外敵に怯えているのか、社会と関わりたいのか、
他人に認められたいのか、社会の役に立ちたいのかなど、それぞれの欲求階層に応じて活発な神経活動をする部位が変わってくると思う。
なんで神経活動を見ればどの欲求階層が強いのか分かって、相対的に利己的/利他的の判断が出来ると思う。
本能的な欲求(これは主に神経核)は学習が必要ないけど、他人のメリットを想像する能力は学習しないと獲得出来ない。
なんで仰る通り前頭前野の活動は関わってくるだろうね。
ちなみに自己実現の欲求の上には自己超越の欲求があるらしい。自我が無くなった悟りの状態なんだとか。
https://community.exawizards.com/aishinbun/20181212/
>>100
行動を起こす前に必ずそこに至るまでの状況やストレスがあるはずだから、
健康診断時にBMIでストレスチェックをするというのは有効だと思う。
ただストレスチェックに引っ掛かった時のガイドラインは作っても、
それを強制する事は難しんじゃないかな。
まあどっちにしろ改善しないと本人がどんどん辛くなるだけだけどね。 後まあ、
宗教関係や、スピ関係の人には、
怒られるかも知れないが、
オレ自身は、
瞑想の低俗化をしたいという目的を持っていて、
瞑想は娯楽でしかない。
と言う風にしたいとも思っている。
瞑想は、
ちょっと変わったオナニーの一種だよと言う
公衆の面前で、オナニーをしたら、
事案の発生になるだろうけれども、
瞑想だったら、
ひょっとしたら尊敬されるかもしれないと言う
様な感じで進めたい。
(まあ、承認欲求も瞑想で代替して満たせよと言う話だけどね)
これに関しては、
怒られたら、引き下げるしかないかもしれないが、
他の部分も含めて、
瞑想とオナニーの相関性やら親和性について残しておいた方が、
話を進めやすい部分が出てくるので、
とりあえずは、
申し訳ないが、
その方向で進めようと思う。 要は、
瞑想は、神秘性を持たせることによって、
希少性やら価値が高騰していて、
それはそれによって、
瞑想の習得に役に立っているのかも知れないけれども、
逆に、
高尚にしすぎて、
瞑想習得の心理的ハードルを上げてしまってるんじゃないのか?
と言う可能性もあって、
まあ、オレにとってはと言う話で申し訳ないが、
瞑想の過剰な神秘性やら、
高尚性は、
逆に、習得難易度を上げてしまう要因だと考えている。
そこで、
オナニーを習得するのと、
同じ程度の心理的ハードルで、
瞑想を習得できれば、
もう少し、簡単に習得できるんじゃないのかな?
と言う、アプローチにもなっている。 >>127
クンダリーニのエネルギーは性のエネルギーだからね。
宇宙を創造した時の残り火が仙骨のチャクラに眠ってるって話だもんな。 後まあ、
オレは、基本的には、
考察対象は、
何でもありなんで、
宗教、科学、スピリチュアルに限らず、
オカルトetc、
何でも、役に立ちそうなら、
使うと思うので、
その辺りも、
合わない人は申し訳ないと、
先に謝っておくよ。 >>130
宗教も科学やオカルトも本来は全部同じものだと思ってる。
円筒状のものを特定の角度から見て四角だの円形だのと言っているに過ぎない。
どっちも正しいし、どっちも真理の一面でしかない。
四角と丸のどっちが真実かなんて言い争うのは不毛だよね。 >>131
科学はちゃんと円筒状に見えるように頑張れるんじゃないのか? どうでもいい話だけど、BMIの研究員がチベットの修行僧になる映画
https://youtu.be/xIsoEreM-ns >>132
そうかも知れない。
例えば現代の量子力学が四角、仏教が丸だったとして、
量子力学が拡張されると、前世の記憶を持った子供とか、魂の生まれ変わりなど、
これまで宗教的とされてきたテーマも物理法則で説明できる事が明らかになるかも知れない。
そうやって拡張された量子力学は四角と丸を包含する円筒形の理論体系になるだろうね。
もちろんそこで終わりではなくて、拡張された体系すらも、
もっと大きな構図の一部なんだろうけど。 >>134
だったら宗教やオカルトはいい加減にして科学を頑張ったほうがいいんじゃないかな? >>135
どれを優先するかってのは、個人の自由でいいと思う。
ただ科学は正しくて、宗教やオカルトは間違い、
(真実は四角で丸ではない)っていう主張は不毛じゃないかなっと思うだけ。
時間が経てば、実は丸じゃなくて四角だと思ってましたが、
丸でもあり、四角でもありましたっていう結論になる可能性もあるので。 >>135
SFは現実には有り得ないフィクションだけど、
SFを端に発した科学やエンジニアリングもあるわけでしょ。
つまりSFは科学やエンジニアリングよりも先行してる。
宗教やオカルトも科学の何百年先を行っている可能性もある。
今はそれがただのフィクションとして否定されるかも知れないけど。 >>136
個人がどれを優先するかはいいけど、
結局科学技術ががんばって宗教もオカルトも解明する方向だと思う。
つまり個人の優先したい事が科学技術でもっと自由にできるようになる。 >>137
科学の先を言ってると言えるかもしれないけれど、
人間の実現したい事ややりたい事をどうにか実現しようというのが
科学技術を進化させてると言った方が楽しいんじゃないだろうか。 >>138
全体的にはそうだろうね。結局文明の牽引役は科学になるのかも知れない。
ただ一部の天才的芸術家や宗教家は科学の発展を待たずとも、それと同じ真理を直感的に見抜く事が出来る。万人に共通の言語では表現しないかも知れないけど。
なので科学というのは、天才しか見えなかったものを、万人が見えるようにする作業とも言えるかも知れない。
原作は一部の人しかその良さが分からないけど、そこに映像をつけてアニメ化すると万人受けするみたいな。宗教やオカルトは意味分からんから拒否るけど、科学だったらOKみたいな。
まあもちろん巷にある宗教とかオカルトは偽物の方が圧倒的に多いけどね。科学みたいな厳密な実証もしないし。 >>120
あ、多分ですけど、飲酒や自慰だと弱いって話しだったと思いますよ。
瞑想やヨガには可能性を感じてます。
やったことないですけどね、 >>107-110
>>126
なるほど。ありがとうございます。私はどちらかというと量子論の理解や統計力学はまだまだだという空気の
中でやってきたので、そういう中でも先端技術の一つであるBMIが大分色々できそうだと聞いて驚き感心します
確かに古典的な電磁気学やQEDで大体行けるという話はどっかで聞いた覚えはあるんですけど
更に追加して申し訳ないんですがw、技術者の方はどういう背景理論を考慮してハードウェア設計を
考えるんでしょうか?
例えば神経科学概論、制御理論、フーリエ変換など関係すると思いますが、多様体論までは必ずしも
使わなさそうに見えますね。設計ソフトウェアを使う際にも計算神経科学の知識は最低限必要に見えます
また、開発に使う言語やソフトウェアも専用のものがあるんでしょうかね?
大体今は土台はC++で色々構築されてると思うけど
意識の理論についての私見はまた少し後でレスします。毎回タイミングが微妙で重ねて申し訳ない >>141
失礼、
中途半端に覚えてて、
ズレた返答をしてしまってるな。
飲酒や自慰行為に関しては、
意外かもしれないが、
飲酒は、アルコールのドーパミン誘発量がかなり多くて、
一般的なセックスよりも、
飲酒の方がより多くのドーパミンを得られると言う話がある。
まあ、後で計測されることを知った上で、
そんなにセックスに冒頭できるのか?と言う問題があるので、
この実験には大した意味がないかも知れないのと、
そもそも、
自慰行為やセックスはドーパミンだけじゃなく、
βエンドルフィンも関係してるだろうから、
検査項目的にドーパミンだけで、
幸福度を計測しても、得られてる幸福感は比較できないんじゃないか?と言う問題はある。
まあ、ただ、
それを差し置いても、
アルコールはかなり強力なドラッグであることは間違いないので、
下戸じゃないなら、
比較的安価に幸福を得やすいツールにはなっている。 後まあ、
アルコールが、安価に幸福を得やすい、
強力なドラッグであるということは、
逆を言えば、
依存をしやすい薬物でもある訳で、
まあ、肉体的な禁断症状、
つまり離脱症状が出るほど依存する人間はあまりいないが、
そこまで依存してしまうと、
そう簡単には抜け出すことのできない、
危険な薬物になっている。
まあ、
そこまで強く依存しない様に気をつければ、
瞑想の導入に使えるんじゃないのか?と言うことも考えられる訳だけども、
実際、今ちょっと飲んでみて、
試してみようかと思ったけれども、
思考がとっちらかって、
瞑想に集中できそうにないな。
他者、誘導なら、
上手くいくのかも知らんね。 >>143
なるほど。
となると、ますます脳内神経伝達物質だけで幸福感を測るのが怪しくなってきたんですけど。
というのも、飲酒や自慰は実体験による体感値としては不幸削減と言えるものではないです。たんなる気晴らし程度というか。
一時的なストレス解消が目的なら有りだとは思うんですけど、例えば、孤独や死についてのネガティブな意識を消せるほど劇的な意識の変性が起こるかといえばそうではない。
そこまで到達するのには、やはり別の手段が必要だと思います。
ちなみに、死の恐怖に苦しむ末期癌患者にLSDを投与したところ、死に対する恐怖が消え、寧ろ死を肯定的に受け入れられるようになったという研究結果があります。
これはLSDの薬剤効果が切れたあとの結果です。
つまり、投与後に脳がポジティブな方向に変性したということです。これは不幸削減と言えると思います。
で、瞑想やヨガはやり方次第でここに近いところにいけるんじゃないかって思ってるですよね。難易度は相当高そうですけど。 えーと、
今日は何を書こうかと思ってたのかと言うと、
代償行為
と、
社会的幸福
に関して書こうと思ってたんだが、
こりゃ、
酔いがある程度覚めるまで、
ダメっぽいな。
普通に、寝落ちしそうなので、おとなしく寝た方が良いな >>145
その辺りは、
代償行為に関連して説明する予定だったんだけども、
起きたら、
頑張って書くよ <1>
意識の理論なんだけども、>>108で仰られているように「主観的な情報」っていうのを考えるいわゆる
デネットの言うヘテロ現象学というのをやって機能主義的なマッピングを構築したりすれば、ある意味で
ハードプロブレムそのものに解答しなくともやっていける
確かにハードプロブレムっていうのは理論家からすると「気持ち悪い」という程度のものであって、実用的には
それを理解できなくとも何とかなるだろう、あったらマシかもね程度のものに見える
それでチャーマーズなんかは汎心論みたいなのを提案したりしている状態で、古典的にはペンローズの
量子重力場の収縮が意識に関係するみたいなよくわからない議論もある
意識の理論のハードプロブレムの文脈っていうのは個人的な理解ではやっぱりクオリアの統合性が問題で、
情報の統一性をφという指標で理解するIITみたいなのが今の所最有力候補みたいになっている
つまり、機能主義とは一旦区別されて、強いて言えば機能主義的な諸々がどうやって「意識感覚」として統合
されるのかという問いになっている。だからチャーマーズは物理学の拡張を主張してハードプロブレムとして
これを取り上げたと
結局、意識現象自体が量子統計力学の文脈に関わるっていうのはほぼ間違いないわけで、問題はどうしたら
記述レベルを拡張できるのかということなんだけど、ここでややこしいのは量子論そのものが大域的なレベルでは
よくわからない理論だと(わからないことなどない、という主張もあるにせよ)
よくわからない証拠が多世界解釈みたいなものを許してしまうこと。ところがこういうものを許すと、統計力学の
レベルでの生物物理学や進化論的なパターンの整合性としっかり統一的に理解することが難しくなってくる
偶然性と必然性のバランスをよく説明できない状況になってしまう <2>
量子論が大域的にはよくわかっていないという事の別の文脈は、湯川秀樹が非局所場という形で
要するにプランクスケールとか不確実性と整合する大域的なゲージ場の理論が量子論では非常に
特殊な、古典多様体論では記述できないものになると考えた歴史的経緯にも表れている
まあこういう話は一見すると脱線するんだけども、量子エンタングルメントやEPRパラドックスの議論から
わかるように、少なくとも局所実在性を量子論は満たさない
それと同時に湯川秀樹とかペンローズの議論は大域的な整合性が十分に理解されていないことを
反映している
個人的には、ここには既成の量子論よりも整合的な仕組みがあると考えている。勿論それはここでの主題では
ないんだけど、一旦量子論や統計力学に計算可能で大域的な整合性がありそうだと考えると、意識のクオリア的な
側面についてはある考え方によって説明しやすいと思っている
つまり、全くこれまでの物理理論の流れと矛盾せず、しかもIITのように一見すると例えば作用素代数や相対論とあまり
関係ないように見える仮説と整合するような理論が恐らくある
そういう理論には詳細には触れないが、何が言いたいのかというと、個人的にはクオリア的な側面を説明する問題としての
意識のハードプロブレムは私は十分「物理学的」な範疇で理解できると思っているということ
もう一つクオリア的でない意識の理論の最重要の側面が、機能主義的なマッピングと主観体験の間を架橋し整合的に
説明できる一種の「内部イメージ言語・空間」の問題だと思っている
この内部イメージ言語・空間とクオリアを説明する「拡張された(量子)統計力学」を統合できれば意識を理論的に説明するには
全く十分な土台になるし、またそれはBMIの将来的な発展に役立つんじゃないかなと思う
実際、どのみち何れは電子工学だけでなくよりバイオ物性に近づいたデバイスの拡張なども試みられたりは
するだろうし(確信は持てないが)
別に準備していたわけではなくとりとめのない電波レスになっちゃいましたがw、意識の理論についてはこんな感じで
考えてますね 非常にわかりにくいレスだったので一言二言で要約してしまうと、
・これまでの量子論には恐らくゲシュタルトに相当する真の理論がない(ボームらの隠れたパラメータ理論
とは微妙に主張が違うことに注意)
・重要な典型例として、解析力学と電磁気学のある条件下でのゲシュタルトは相対論である
・そのような何らかの単純性を持つゲシュタルト的理論が存在すると大まかな数理イメージで仮定すると、
恐らくチャーマーズの主張する拡張された物理学は、非常に少ない付加原理のみによって、
例えば既成の非平衡統計力学やIITと非常に親和的な形で記述できる
・そうした記述理論は機能主義と統合されることでBMIのハードウェア・ソフトウェアアーキテクチャにも役立つはずである
こんな感じですね、私の願望込みの考えは
基本的には数理的な理論とAIの挟み撃ちで意識の正体を解明できると思っています
言い換えれば、意識の理論は機能主義に立つ技術者などの方々とあまり違わない世界像になるでしょうね 例えば真っ赤が見えると言ってる人の脳内信号を自分の脳につなぐと
自分もやっぱり真っ赤に見えるような仕掛けが計算で作れるようになったとして
まだ意識のハードプロブレムが解決できていないとすると、
それはどういう観点なんだろう。 >>142
理論屋さんと扱ってるスケールが全然違うからね。
神経電位なんで数十um、数mV、200Hzくらいの世界なんで、
原子レベルでもなければ、微小信号でも高速信号でもない。
BMIなんて枯れた技術で十分なんです。
どちらかというとセンサを作るための物性物理よりも、
センサを制御するソフトウェアが全てと言えるかも。
BMIに限っていて言えば。
BMIの設計に関しては、脳波計か脳磁計か光トポグラフィかMRIかで
使う物理(センサ)も信号処理のアルゴリズムも全然違ってくる。
ただ共通して必要な技術みたいなのはある。
1.センサを作る人は半導体物性出身の人が多くて、だいたい基礎研究所とか部品メーカーにいる。
アナログ回路エンジニアとかもこっちに近いかも知れない。
2.その他に電子回路を設計するハードウェアエンジニア(主にデジタル回路)、
3.組込みソフトを書くファームウェアエンジニア(ちなみに俺はこの仕事が長い)、
4.脳情報をデコードしたり、アプリとかGUIを作るソフトウェアエンジニア、
5.動物実験をするなら電気生理とか遺伝子改変とか出来る生物学者、
臨床試験なら医者(非侵襲なら必要なないけど)
まあ部品から設計して埋め込み試験もするとなるとこのくらいの人材は必要になる。
当たり前だけど一人では無理。
1の人は大企業とか研究所に多くて、5の人は大学よね。
2.3.4はBMIじゃなくても何かしらの製品を作るには必ず必要なのでエンジニアの層は厚い。
大体電気電子・情報系の出身者が多いよね。 >>142
なので1から10まで全部を見渡せるBMIエンジニアというのは恐らくは存在してないと思う。
俺も回路をちょろっといじることはあるけど、大方の回路設計は他の人に任せてるし。
BMIで見たい現象のターゲットが絞れてて、
その物理現象を追うのに求められるセンサのスペックが分かってたら、
あとは信号処理とかソフトウェアは割と既存のライブラリの組み合わせで何とかなる。
世の中にそのスペックを満たすセンサがあるかどうか、
今の微細加工技術で作れるかが一番の肝と言えば肝。
でもさっき言ったみたいにBMIに求められるセンサのスペックは
それ程高くないので(スマホカメラのレベルで十分)、
そうなるとソフトとハードの比重が相対的に上がってくる。
実装に関しては、これは俺がただ単にエンジニアとしての能力に欠けてる部分かも知れないんだけど、
今のところ実務の設計で何らかの理論を実装する必要があった試しはない。
BMI程度で使うソフト・ハードであれば、設計段階で採用されるアルゴリズムとか
理論は既にライブラリとして用意されているものの方が多いので。
理論やアルゴリズムを考えるよりも、
コーディング/回路設計スキルがあれば、経験上はそれで十分だった。
ただこれは俺の仕事の範囲内で言える事なので、話半分に聞いた方が良いかも知れない。
もっと優秀なエンジニアは論文からヒントを得て自分で理論を構築して実装しているのかも。
今後そういう壁にぶつかる可能性はゼロでない。
アナログ回路とかチップ設計ではCadenceとかの特殊なCADツールを使う
FPGAとかのデジタル回路設計ならVerilog, VHDL
あとプリント基板の設計ツールでAltiumとかMentor Graphicsとかがある
組込みソフトならCとかC++
アプリならPythonとかが多いかな >>142
BMIの設計と一口に言っても様々なので、
個別具体的になってしまうと思う。
例えばNeuralinkが作ってるような細胞外電位記録装置を設計する場合は、
神経電位の大きさ、S/N、周波数特性を見て、
それに合ったアナログ増幅器やフィルタを設計するなり、既存の回路IPを使う。
これはアナログ回路設計のスキルで電気電子なら学科で習う内容。
他にもデバイスの消費電力とか、無線伝送レートとか、
耐腐食性のパッケージングを考えなければならない。
電極を設計する人はポリマーの電極を作るための、
有機合成とかリソグラフィー(微細加工)のスキルが必要になる。
Openwaterみたいな近赤外光イメージング装置を設計する場合は、
生体のような光散乱体中での拡散原理を理解する必要があるし、
イメージセンサや液晶ディスプレイ、レーザーを製造するための物性・回路設計技術、
それらを制御するためのソフトウェア技術が必要になる。
個人的な経験としては、俺はBMIを作るのに何のスキルが必要かなんて
最初から分からなかったし、何なら今でも全部を知っているとは言い切れない。
本命だろうと思ってた技術よりも、もっと良いアイデアが出てきて、
研究が振り出しに戻った事が10年の中で3回くらいある。
なんで新しい技術や知見が出てくれば、その都度謙虚に、貪欲に吸収する感じ。
まあでも物理の基本原理が分かってれば、
第一原理から考えられるから、そういう痛いミスはしないはずなんだけどね。 >>142
私見だけど、神経科学(電気生理学)ってほぼ細胞生物学なので、
実は脳については分かってない事の方が圧倒的に多い。
神経科学には物理の標準理論に相当するものがまだないんだよね。
(神経細胞についてはHodgkin-Huxleyの微分方程式で
膜電位の挙動を完全に予想できるんだけど、神経回路の一般理論はない)
深層学習が本当に大脳皮質の中で起こってるのかは、まだ誰も証明してない。
だからこそ意識研究や人工知能の人達が頑張ってるんだけど。
これはfMRIの時空間分解能を上げるなり、
他の方法で高精細BMIを実現することで
やっと可能になる研究だから、今後の課題だな。
実験科学のツールが整備されてないという意味では
ひも理論とかに状況は似てるかも知れない。
個人的にはJeff Hawkinsの階層時間記憶みたいな
大脳皮質の計算モデルがBMIで検証出来たらいいなと思ってる。 >>151
AさんとBさんの脳を繋いでBさんの赤をAさんが感じられるようになったからと言って、それはAさんの主観でしかない。 >>148
>意識現象自体が量子統計力学の文脈に関わるっていうのはほぼ間違いないわけで
これは良く聞く話ではあるんだけれども、具体的な根拠の例って何かあるのかな?
ペンローズが言う、AIには思い付かないチェスの棋譜みたいなやつ?
(めちゃくちゃざっくりで申し訳ない。昔読んだ記事の内容をちゃんと理解してなかったので) >>150
人間の意識は脳内の神経ネットワークだけから生じる派?
あるいはペンローズみたいに脳の外にも意識を司る物体(機構)がある派?
末期意識清明みたいに、ほぼ脳死状態とか重度の認知症患者が
死の直前に健常な言語機能や歩行機能を回復する現象をどう説明する? >148
申し訳ない、前にBMI技術者として量子論に不満はないかという質問に答えた時に、
そもそもBMIで何が見たいのかという前提が違ってたかも知れない。
技術的に今作れるBMIで計測出来るのはニューロンの活動電位で、
これは-60 mVから200 mVくらいまでスイングする。
例えば(O mVとかの)適当な閾値を設けて、
それ以上の膜電位の時はニューロンの出力を1、それ以外で0とかに設定する。
そうやって全てのニューロンの出力を1か0に分けて、
その0,1のスパイク列から神経回路のコーディングを解明しよとしている。
なので0でもあり1でもある量子ニューロビットみたいのは考えてない。
脳をCPUとして捉えるのか、量子コンピュータとして捉えるのかで言ったら、
今のBMIは明らかに前者の前提でしかデコーディング出来ない。
運動野の活動からロボットアームを操作するとか、
言語野を繋いでテレパシーを実現するとか、
完全没入型のVRを作るとか、
ストレスレベルをチェックするとか、
鬱病・アルツハイマーを診断するとか、
そういったアプリケーションを想定してた。 >>148
でももし意識の理論が意識の量子論じゃないと成立しないのならば、
確かに仰る通り今のBMIのスペックでは全然足りてない。
全然見当違いかも知れないけど、
例えばイオンチャネルの開閉状態とか、
ペンローズ的にはチューブリンの分極状態とか、
そういうニューロン単体よりも1万倍以上
小さい領域をプローブするデバイスは
MRIとかになるのかなぁ?
今の技術レベルからはかけ離れ過ぎてて、
ちょっと想像できない。
それはバーコードリーダーみたいなのを身体に当てて、
接触した部分の全細胞のDNA配列を非破壊で読み出すくらいの技術。 >>156
AとBがコンピューターだとして、Bが処理した結果が真っ赤で、Aの処理した結果も真っ赤だけれど、Aの処理結果はAの処理結果でしかない、と言ったとすると、
それとどう違うんだろう。
同じ結果を出したとしてもAとBとで処理プログラムが違うかもしれないから?
でもどう処理しているかは客観的に調べられるから、もし処理結果が違う場合があるとするなら予測できるので何も問題無いよね? >>161
>Bが処理した結果が真っ赤で、Aの処理した結果も真っ赤だけれど
この結果が分かるのがBとA本人しかいない。例えそれが主観を持てるコンピュータだったとしても。
外から分かるのはネットワーク構造とかその発火パターンだけ。赤という体験そのものではない。
そのネットワークと脳を繋げばもちろん主観的な赤の体験は出来ると思う。 >>160
一旦軽いレスになりますが、本来スケール的に量子統計でないとわからないだろうというのもありますが、
(勿論電子デバイス、半導体は十分に影響力を持つでしょうが)今の量子論は時間可逆な線形理論なので、
意識体験の本質的な記述はどのみち難しいでしょうね。脳の連想ダイナミクスや思考ダイナミクスは
ザラにカオス的遍歴を示すものばかりだと言われてますからね。それは既成のEEG機器でも読みとれるもの
でしょうが、背景にある神経科学的な物性の統計力学は殆どわからない。既成の理論の記述レベルは恐らく
超えているでしょう
量子論の完成度を疑うというと他分野の人々には特に電波扱いされかねないんですが、
現状、今の量子論が十分だと考える研究者は数学や素粒子、非平衡物理の理論分野に近づくほど減ります
それ以外の物理学者は、そこまで切り込む胆力というか思考力があまりない。失礼な言い方だけど ※観測があるのに可逆という表現に引っかかった人もいるでしょうが、数学的には可逆です
また、私は量子論が局所かつ決定的である可能性は特に主張してはいません
これまでの仕組みが通用しないのは確かでしょう 現状考えられる機能主義の最も有効なアプローチは、カオスの普遍性を認めた上でランダム行列を使って
その機械学習によるパターン認識と統合するようなものだろう
実用上はそれで割と行けるだろうね。それで色々思考もコピー、操作できるかもしれない >>162
赤という体験は、外から分かるネットワーク構造とかその発火パターンだったんだね、
ハードプログラム解決!!
と考えたらなんでだめなんだろうか。 つまり、
AとBの2人に
脳に対して
直接的な電気的刺激を与えて、
同じ映像を見られたら、
それは同じクオリアだと言う話?
でも、
それは、どうやって確認したの?
同じかどうかの判断は、
最終的に
外部的な機器に写し出された映像を
AとBがそれぞれの【主観】によって、
AとBのそれぞれの脳内のクオリアを介して判断してるんじゃないの?
クオリアそのものを取り出して計測できたと言う話ではないんじゃない?
逆に、もし仮にだけども、
本当にクオリアを外部に映し出したり取り出す事ができたとして、
それが本当にクオリアであると判断するのは何になるの?
さまざまな計測機器を使おうと、
結局、最終的には人間の主観が判断すると言う部分を排除できないんじゃない?
まあ、クオリア等は一番は触れないで済むなら、
触れない問題だと思われる。
マインドアップローディングに関しては、必要かも知れないけども、
この問題のせいでマインドアップローディングは、人間の科学の限界を越えていると思われる。 さて、
代償行為に関してだけども、
一般的には、
本来の欲求を満たせない時に、
他の行為によって、ストレスを解消したり、
欲求を満たしたりする行為の事を言っている。
よく使われるのは、
依存症とかを克服する際に、
何らかの別の依存が発生したりするので、
それに対して使われる事が多く、
比較的ネガティブなイメージのある言葉かもしれない。
ただまあ、
人間は、
依存症を克服したい人間だけじゃなく、
依存を持っていない人間はいないし、
代償行為によって、
ストレスを解消していない人間もいない。 代償行為そのものが問題なのではなく、
代償行為によって、
新たに生み出される依存の対象によって、
問題があるか、ないかと言う話になる。
よくあるのは、
禁煙すると、
喫煙で得ていた脳内麻薬を得られなくなるので、
飴を舐めたり、甘いものを食べることによって、
脳内麻薬を得る事に依存し始めて、
禁煙できたけど、
太ったみたいな話があるわけだけども、
まあ、
結局、どっちが健康被害が少ないのか?と言うと、
よく分からんと言う話になったりする。
他人に対する迷惑度と言う点では、
喫煙するよりは、太ったほうがマシかもね?と、
曖昧な物もあれば、 パワハラやら、いじめ、虐待などの、
困った代償行為もあるわけで、
これらは、
自分よりも
立場や権力が強い者たちから受けた、
無茶振りやら、いやがらせ、暴力と言った、
ストレスを、
自分よりも、
立場や、権力が弱い者へ、
無茶振りやら、いやがらせ、暴力を行使するということで、
解消すると言う、
代償行為になっている。
本来であれば、
ストレスの根本原因を解決するには、
自分よりも立場や権力が上の人間を、
どうにかするしかないんだけども、
それは難しいので、
安易に、自分たちより下の立場の人間に同じことを行使して、
不幸を再生産してるだけになる。
本来は、これは精神的にはかなり不味い依存になってるので、
病気に指定した方が良いんじゃないのか?とも思うが、
まあ、今の精神医学は声の大きいものに対しては、
病気とは言わないので、精神医療に関してはやはり不信感が高い。 まあ、
パワハラやら、いじめ、虐待は、
やや、極端な例だけども、
人間は、さまざまな問題を、
全て解決できる訳ではないので、
それぞれが、
問題の根本解決をせずに、
そこから受けているストレスを、
別の行為によって解消している。
ただし、
それを代償行為であると意識的に自覚している可能性は低い。
まあ、基本的に、
問題を解決する為に動いてないからね。
仕事のストレスを、スポーツで発散するとか、
食べ歩きで発散するとか、
自分でも、そう言ってる場合も多いんだけども、
それが代償行為であるとは、
自覚していない事が多い。 つまり、
人間は、
日常的に、
様々な要因から受けているストレスを、
様々な、ストレス要因の解消とは、
直結していない、
脳内麻薬の補給によって、
解消をし続けてる訳で、
代償行為が問題であるのではなく、
代償行為によって、
何に依存してしまっているのか?が、
問題になってくる。 >>167
電気的刺激を与えられて色々な脳細胞がパチパチし合うのがクオリアなら
AのパチパチとBのパチパチを比べて同じか違うかがわかるはず。
脳細胞のパチパチがクオリアを主観している脳の動作なんだ、
と考えるなら、それで解決してないと思うのはなぜ? >>168-169
えーと…。
仰ってることはわかるんですけど、
例えば、孤独や死の恐怖で苦しんでいる人が飲酒でストレス解消しても根本的な意識の変性(=不幸削減)は発生しないですよねって話です。まぁ一時的なストレス解消を不幸削減と言えないこともないですけど、効果が短期的過ぎるのです。
孤独や死の恐怖は固定観念としてデフォルトネットワークに組み込まれてしまっているのですから、一度脳内を高エントロピー状態にしてそれを解体する必要があります。
酒、喫煙、自慰、この辺だとやはり弱いんですよ。
>>170-172
確かに、日々の生活で生じるストレスのセルフコントロールは重要ですよね。
ストレスを溜め込む一方だと精神障害が発生するのは事実ですし、無意識のうちに何かしらの活動で脳内麻薬を分泌させてストレス解消を行なっているのも納得です。
人間の自己防衛本能ですね。 幸福は、
入力(何でもいい)→【脳】→出力(脳内麻薬)
と言う風に定義していて、
実際、
脳にとっては、
入力は、パワハラやら、いじめ、虐待の行使でも、
問題は無いのだけれども、
社会や被害者にとっては、
それは困るよねと言う話になってしまう。
そこでまあ、
代償行為に関わらず、
脳が脳内麻薬を得るための行動、
つまり、
幸福を追求する際は、
可能な限り、
他者に迷惑を掛けないものが理想的だよね。
と言う話になる。 >>175
自由主義における他者危害原則を全面的に支持します。 うんまあ、
アルコールが弱いってのが、
あまり良く分からないんだけどね。
大麻よりは、
強いドラッグのはずなんだけどね。
LSDは、評価対象が微妙なのでなんとも言えないけれども、
日本で安易に使いやすいと言う点では、
アルコールの方が、かなり優れてるとは思うんだけどね。
(まあ、常用はオススメしないけどね)
恐らく、大麻等の薬効に、
過剰な、希少性やら神秘性を見出してるんじゃないのかな?とは思われる。
例えば、
末期がんの患者の方に、
モルヒネを投与したからと言って、
その人から、
死の恐怖が消えるのか?と言うと、
そんな事はないはずなんだけどね。
(人によってはそう言う人もいるのかも知れないけれども)
結局、大麻やLSDを使ったところで、
一時的な、代償行為である事には違いが無いはずなんだけども、
(死という問題が大麻やLSDによって解決される訳でもなく、
やはり、代償行為の一つになっている) >>177
あ、一応誤解の無いように釈明すると、代替行為を否定しているわけではないですよ。単純に効果の話をしています。
あと、スピリチュアル系の人ではないので。
アカデミックの分野で医学的に研究された結果として、幻覚剤に自我の変性が有意義に認められ、死の恐怖がなくなったという事例があったので、そこに可能性を見出してます。
「弱い」という表現が適切じゃなかったかもしれませんね。
そもそも性質が違うというか。 恐らく、
日本では、
禁止されている為の希少性やら、
薬効の神秘性によって、
薬効に対する過剰な期待を寄せすぎのような気もするんだけどね。
まあ、
その思い込みによって、
実際に薬効が向上するという、
プラセボの効果はあるだろうから、
それはそれで重要なのは、
間違いないのだけども、
過剰な期待をしすぎて、
そこまでの
効果を実感できない場合、
落胆が大きいのではないか?とは思われる。
まあ、現状、ドラッグに関しては、
そこまで気にしてもしょうがないかも知れないが、、、 結局の所、
オレの提言している、
瞑想による救済は、
物理的な問題は解決しない。
それは、
孤独であろうと、死であろうと、
解決しない。
ただ、
この世界が、ディストピアであり続けるなら、
弱者には、
弱者の為の、
誰にでも容易に得られる。
脳内だけの幸福があっても良いんじゃないのか?
と言う話だからね。 >>180
神秘性とかは全く感じてないですけどね。
ただの化学物質なので。
まぁそもそも違法な実現は難しいでしょうけど。
一方、アメリカのオレゴン州ではマジックマッシュルームの成分であるシロシビンが医療用として合法化されました。
シロシビンにLSDと良く似た幻覚剤の効果があるそうで、鬱病に対して従来の向精神薬を上回る効果が見られるとの研究結果があるそうです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています