昨今のエピステーメー(社会的概念を理解する枠組み)は人間中心らしい。
19世紀科学の誕生で人間という概念を認識することができた。

ここからは自分の解釈だが、
21世紀に出たスティーブンピンカーのEnlightenment Nowという本によると、厳密には人道主義ということになると思う。
人道主義とは最大多数な最大幸福とか、良心の絶対無条件的道徳律とかの枠に収まる。

人道主義というひとつの人類の物差しは、科学の誕生以来役立っている。
近代化で正しい道を歩む場合、いつも人道主義の立場をとっていればそれは今現在も社会に浸透しているからだ。

シンギュラリティの時は、エピステーメーも様変わりし、いわゆる人間の終焉というか、新たな概念があるのだろう。しかし、もし我々が人間の様態を保つのであれば人道主義の立場を忘れてはならない。
なぜなら、科学の正しい進歩は常に人間、しいては人道主義と寄り添っているからである。

ポスト構造主義を分かりやすく説明している動画
エピステーメーとは?
https://youtu.be/dy5Vx82qWpg