名大、睡眠中に記憶消す神経発見
起床直前の夢、忘却に関与か?
https://this.kiji.is/547477605977474145

レム睡眠と呼ばれる浅い眠りの間に、記憶を消す働きを持つ神経細胞を発見したと、名古屋大の山中章弘教授(神経科学)らのチームが19日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
起きる直前に夢を見ても、すぐに忘れてしまうのは、この神経が働くためかもしれないという。

 夢には記憶を整理する機能があるとされるが、とっぴなストーリーのような副産物も生じる。
山中教授は「脳は睡眠中に重要でない記憶を消し、次の記憶に使える容量を増やしているのではないか」と話した。

「禅をするAI」が必要になる:ゲームAI開発者・三宅陽一郎が目指す東洋哲学の実装
https://wired.jp/2019/09/20/zen-ai-yoichiro-miyake/

技術の発展が著しい人工知能(AI)だが、人のような知性をもつAIの実現には、いまだその道筋すらたっていない。いまのままではAI開発は行き詰まる──。
ゲームAI開発者の三宅陽一郎は、そう警鐘を鳴らす。“知性をもつAI”の実現に向け、三宅が提案するのが「禅をするAI」だ。

「コンピューターは意識をもちえない」
意識研究の大家クリストフ・コッホは語る
https://wired.jp/series/away-from-animals-and-machines/chapter8-3/

『意識の探求』や『意識をめぐる冒険』などの著書で知られる意識研究の大家であるクリストフ・コッホ。
彼は「コンピューターは意識をもちえない」と考える。
なぜならば、重力の影響をシミュレートしても時空を曲げられる質量をつくれないのと同じように、
AlexaやSiriが自然な返答ができたとしても、そこに意識が存在しないからだという。