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(29:24)目標5.ムリ・ムダ ゼロの食料供給
農業は意外に、環境への負荷も掛かっている
「食料増産」(人口増加)と「環境保全」(化学肥料減少、牛のゲップ抑制)の両立
牛のゲップには、メタンガスが入っていて、これはCO2やNOxと並ぶ温室効果ガスである
又、牛の餌は牧草だけでなく、トウモロコシもあり、日本だと農地が足りないので輸入に頼るので、輸送過程でエネルギーも発生してしまう

(研究例)生物の力を最大限に発揮
・地球に優しいスーパー品種の開発(雑草のような病気や環境や害虫に強い遺伝子を持ったスーパー品種)
・タンパク源の確保(牛よりずっと少ない飼料でたんぱく質を合成できるのが昆虫。コオロギを粉末にして加工したり、品種改良して人間が食べやすい色や形に変える。又はコオロギを鶏や魚の飼料にすれば海外からの輸入に頼らずに済む)
・化学肥料や農薬を削減(土壌微生物の活用、害虫をレーザーで撃退)
・食品ロスを削減(デジタル食材の開発、キャベツの芯などの未利用食材を用い、3Dフードプリンタで食品を創出)