>>86
(21:48)目標4.Cool Earth&Clean Earthの実現
地球温暖化と海洋プラスチックごみの問題
産業革命の頃に比べ、今後、地球の気温が2℃上昇すると、水蒸気が発生するので、極端な雨や台風などの異常気象、気象災害に繋がる
CO2を出さない研究は他でもしているが、「出ちゃったCO2、大気中にある薄い濃度のCO2を、あたかも植物が吸い込むように、人工的に効率良く吸い込むことができたら、温暖化問題にも光明が見えるのではないか。炭素をメタンガス、都市ガスやアルコールなど役立つ工業原料に変えることまでやりたい」
「海洋プラスチックについては、生物にとって無害な、ありきたりな分子になるまで分解してくれるプラスチックを作りたい」
例えば釣糸など、海中で、ある特定の条件下で分解してくれる素材を目指したい

(研究例)
1、圧倒的に高いCO2透過量を持つCO2分離ナノ膜を開発(コストや性能が課題)
2、アンモニウムイオンの吸収材を開発(CO2だけでなく、NOxも研究対象。廃棄ガスや下水からNOxをアンモニウムイオンとして吸収する「ヘキサシアノ鉄酸銅錯体」)
3、生分解性があるキチンやセルロースなどのプラスチック化(海中できちんと分解するプラスチックの開発。どうやったら上手くスイッチが入るのかが課題)