0154オーバーテクナナシー
2019/02/12(火) 04:26:57.95ID:6p50OTm/私は、シンギュラリティは来ない、AIには限界があると思っています。
理由は以下の3つです。
@
人間はあらかじめ3,4個のイチゴをみておくだけで、切った状態のイチゴをみて「これはイチゴである」と判断できますが、現在のAIは100万個レベルのイチゴを見せて学習させないとそのようなことはできません。
これを解消するためには、イチゴだけではなくあらゆる物体を見せて、「これとこれは同じもの」みたいな非常に抽象的な概念を学習させる必要があり、さらに「切る」という概念と、画像を紐づけるようなことも学習させなければいけません。
これを拡張して人間と同等な能力を獲得するためには、世の中のあらゆる事象を入力させる必要がありますが、今のところその方法がありません。
A
仮に@が解決できたとしても、入力したデータに対して「正解データ」もしくは「点数」を定義しないと学習ができないのですが、そもそもそれが時間的・人間の労力的にできません。
なぜなら、あらゆるものの正解や点数を定義するためには、それを人間が入力する必要があるからです。
ある程度は自動化できる部分もありますが、「あらゆるもの」に対してすべて自動化は今のところできません。
B
さらにAが解決できたとしても、そもそも正解や点数が確定できないものがどうしようもありません。「トロッコ問題」の正解はないし、実務的な話でも、たとえば巨大なシステムの設計には正解を定義することができません。
(参考:トロッコ問題)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B3%...
以上から、「イチゴの判別」から「システムの開発」まで、人間が活動として行っているあらゆることをAIが代替するなんてことはないと考えています。