AI時代には「高学歴・一流企業・正社員」ほど大量失業するワケ
終身雇用は終わる、君は生き残れるか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56918

AIにとって代わられるだろうといわれている
スーパーやコンビニの店員、介護職員にも、
実は大きな存在価値があることに改めて気づかされる。

「確かに棚卸作業やレジ打ちなどの仕事は、
AIやロボットを活用すれば無人化ができるでしょう。
しかし、フェース・トゥ・フェースでお客さんに商品を説明したり、
料理の相談に乗ったりするような仕事は人の方がうまくやれる。

また介護職員も力仕事はロボットなどがやってくれるようになりますが、
患者に寄り添い、親身になって話を聞き、
リハビリへの意欲を高めさせるという仕事は人しかできません。
人間にしかできないこと、人間らしさというのが、
AI時代の新しいキーワードになるのではないでしょうか」(岡田氏)

しかし、皮肉な話だが現在政府の進めている「働き方改革」では、
「AIやロボット化が雇用に与える影響については議論してきてはいない」
(厚生労働省労働政策担当参事官室)。
そんな近未来の現実とはかけ離れたところでの議論しかしてこなかった日本に、
どんなツケが回ってくるのか。

少なくとも、
一流大学を出て一流企業の正社員になればあとは会社が面倒見てくれる、
という時代は終わったようだ。