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問題は5Gが低遅延を保証しても、スループット面は何も言及していない。

”固定回線が5Gの保証することを叶える保証はない。”とLi氏。
問題は5Gが低遅延を保証しても、スループット面は何も言及していないということ。
継続的に遅延するネットワークで大量のデータパケットが通信される時、低遅延は無意味になる。
例えば、VRゴーグルで動作が遅延しているとき、新しいものを20ms(ミリセカンド)以上みると酔い始める。
イメージキャプチャリング、フレーミング、トランスミット、転送、表示において十分な低遅延を約束する5G(これはVR体験においてすべて必要)は上下回線で5-7msの通信速度になるとLi氏は見積もっている。
ネットワークがいくら速くデーターを配信できる能力があっても、常時数百万のVRユーザーが同時に使用したらどうにもならない。
固定回線はそれに見合う十分なスループットは全くない(スイッチやルータでの待機させずにデータを流すキャパ:ラッシュアワーで大量の赤信号に捕まる車みらいになる)。
6Gが高いスループットを実現できるアプリケーションを備えるべきだと、専門家からは意見が出ている。
Li氏によると、自動運転車、機器同士の大量通信、五感通信がもうずく来るという。
移動通信側やそのディベロッパーが約束しているにもかかわらず、固定回線はこれから押し寄せる波に耐えられない。
”今、インターネットの担う役割が拡大している時期にある”とLi氏。
”輸送、医療、製造:低遅延はいずれのケースでも重要だ。”
Li氏にとって、唯一思慮のある選択は未来のネットワークの(データーの氾濫による)弱体化防止策を考えることだ。