上海株、人民元、暴落を開始。中国は人民元切り下げに突進するしかない
  はじまった「中国経済の落日」。ようやく「中国の時代」は終わる
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 「トランプ砲」の威力は激甚だった。
 確実に中国の時代は終わり、成長はとまることになると予測できる数々の最新データがある。

 HNA(海航集団)がせっかく取得した香港の一等地、旧啓徳空港跡地を売却したことが落日の始まりだった。
共同創業者で、董事長の王健が旅先のフランスで客死した事件が象徴的となって、ついで7月6日から適用される米国の報復関税。落日は始まる。
 香港の最高級住宅地にHNAが所有した豪邸も売りに出された。ヒルトンホテルの株式は売却した。

 トランプ政権は中国の華為(フアウェイ)とZTE(中興通訊)の取引停止の手綱を緩めず、さらに中国移動(チャイナ・モバイル)の米国内における独自の通信網建設を禁止する。
 中国のデータを提供したフェイスブックは議会も批判している。

すでに上海株は3000を割り込んで、暴落気配。人民元は年初来下落傾向にあったが、これから本格的暴落が始まるだろう。
とくに上海株式指数は、一年前が3587・03ポイントから、7月5日に2733・88と27%の下落を示している。
つられて香港のハンセン指数は一年前が33484・08から、7月5日に25315・91へと30%の下落を示してきた。