アメリカ大統領選にも出馬!「トランスヒューマニズム党」の代表が提唱する、人体と機械の融合する未来
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トランスヒューマニズムに賛同する人物の中にはFacebookの創設者のマーク・ザッカーバーグ氏やテスラモーターズのイーロン・マスク氏などの大物も含まれており、それが"人間+機械"という奇抜な考えに信憑性を与えているという。
「実業界の名だたる人たちがこの方向に進んでいる。もはや既定路線だと思う。これに日本がどういう風に追随していくのかを考える時なのかもしれない」(宇佐氏)。

「サッカーをする時に、人間の足よりも義足の方が上手にプレーできるようになるかもしれない。
あるいは工事現場で、あなたよりも10倍重い荷物を持てる義手の人がいれば雇いたくなるだろう。
おそらく5年後には義手や義足を付けるため、問題のない自分の手足を切断し、自分の体をアップグレードする人が出てくるだろう」。

ゾルタン氏の言葉を裏付けるように、ロボティクス技術は近年急速に発展している。
例えば色覚異常を抱えるニール・ハービソン氏は、外科手術によって頭部に埋め込んだアンテナによって人の顔や色、紫外線から出る音を聞き、色を感じるができるようになった。

 また、アメリカで映画制作をしているロブ・スペンス氏は幼少期に事故で失った右目の代わりに小型カメラを取り付けている。撮影した映像は、モニターやテレビに転送が可能だ。

さらにゾルタン氏は、マイクロチップの人体移植についても言及。自身も手に埋め込んだチップを使って自宅のドアの開閉を行っているという。
「マイクロチップだけで支払いができる場所もあるし、テキストメッセージを送ったり、車のエンジンをかけることもできる。脳にチップを入れることで、考えることとインターネットが同時にできる。
もしかしたら、5年、10年後には、このようなインタビューも頭の中で行うようになっているかもしれない」。