日本ではシンギュラリティというと、
「本当に実現可能性があるのか」という枝葉末節の議論になってしまいますが、
実はポイントが違います! 
シンギュラリティが実際に来るかは本当のところ重要ではありません。
しかし、世界のドミナント企業にとっては、
そこに見えてきたゴールがあるならば真っ先に到達するのは
自分たちでなければいけないのです。
そのような壮絶なレースが始まっているわけで、
そこで勝つためには、既存のやり方を一度捨てて考えないといけません。

 18世紀に起きた産業革命、そこに乗れたかどうかで、
先進国と途上国の間にはその後の百年以上にわたって
追い付けない激しい差が生まれました。

繁栄を謳歌(おうか)する国がある一方で、
じゅうりんされ踏みつけられ貪り食われるだけの国も生まれました。
そして、今、新たなテクノロジーの進化において再現しようとしています。

 しかも今回はスピードが相当速い。
今動くか、動かないかで、この後の階級が決定的に違ってしまうのです。
敗者は勝者に貪り食われるだけです。
そのポイントにわれわれはいるのです。
そして、産業革命に乗れなかった恥辱をそごうとしている国々がこぞって加速しています。