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2017/03/17 平木敬教授 最終講義「計算機を創る」
https://youtu.be/ok-3jrUftK0

19:20頃「(エクサまで)全然ペースが落ちていないですね。上がる一方ですね。なので、私は世界一楽観的なアーキテクトとして、1ゼタフロップスは2033年、あと13年経ったらできるんじゃないか、と今でも固く信じています」

「世の中でポストムーアというのはよく聞かれていると思うんですけど、実はあんなものなんて来やしません。私は固く信じています。
少なくとも1ゼタフロップスはくる。横がダメなら、縦にいく。まだいくらでも行けると考えている。今あるトレンドを変更するべきじゃない」

1:28:53頃「ゼタフロップスが人間の頭のスピードだと私は思っている。まあ、いい加減な概算をすると、だいたいゼタフロップスぐらいあると、人間の脳に並ぶんじゃないかな、と。
今までは量的にだんだん良くなってきたかな、という感じだったが、いよいよ質的に飛べる日が近くなってきた」

「人間という実例、人間という物理的実在があるので、ここまでは確実にこれる。出来ないわけがないので、いつかはここに到達する。おそらく2033年~2035年」

「エクサは見えている。私はどうやってエクサを作ればいいか、は見えている。
なので、それはもう終わってるので、ゼタフロップスをどうするか。ヨタいくかは分かりませんけど、ゼタはいく」

平木先生「(20歳ぐらいの学生に対して)2035年、本当の人工知能を見ることができるんだから、早い計算機を一緒に作ろう」

平木先生「いろんな計算をしますと、1ペタってのはワニぐらいなんですね。SIGMA-1(1ギガ)なんてウミウシですよ。私っていうのは、ゼタとヨタの間ぐらいにきっといると思う」