もう子供を"弁護士"にしてはいけない理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180206-00024250-president-bus_all&;p=4

最適な富の再分配こそAIの仕事かもしれないと言うのは林氏。

 「資本主義というシンプルなルールは人間でも扱えましたが、
社会主義的なものになると、人はバイアスの塊なので、
自分たちではうまくコントロールできません。
AIの情報収集能力が向上し、人間というものの理解が進めば、
最適な富の傾斜配分の仕組みがつくれるかもしれません。
『ホモ・サピエンスという生体システムはこのぐらいの配分にしておくとやる気を出す』
というようなクラスタリングは得意ですから。
僕らが幸せを感じるのは何かを診断してくれるものとしてAIは存在する可能性はありますし、
もしかしたらそれこそが、AIの最大の仕事なのかもしれません」



AIはついに資本主義に終止符を打つか?
http://agora-web.jp/archives/2027278.html

現在、欧米などで「AIの究極的な姿であるシンギュラリティー」について語っている人達は、
例外なく「Basic Income(BI)」ということについても語っています。
AIによって職を奪われた人達が最低限の生活の糧を得られる様に、
国が社会保障を充実させなければならないという議論です。

しかし、私は、この程度のことでは全く効果はなく、
経済体制自体を一気に「共産主義体制」に持って行くべきだと考えています。
つまり、この体制下では、人間は「能力によって働き、
必要によって与えられる(共産主義の理念)」べきなのです。

前述のごとく、
かつては「人類のあり方の最終的な姿かもしれない」と多くの人達が期待した
「共産主義の理想社会」は、結局は実現せず、
むしろその理想の正反対の社会が作られてしまいました。
しかし、それは指導者が人間だったからです。

人間が管理する計画経済で「すべての人が必要とするもの」を供給できると夢想したのは、
あまりに非現実的すぎましたし、人間がかかわる限り「権力は必ず腐敗する」
という原則から逃れられないのは当然だったからです。
しかし、AIが管理する計画経済は、
「自らの欲望に刺激されて始めて動く人間の産業経済活動」
よりもはるかに効率的であることは間違いないだろうし、
自らの欲望を持たないAIは、聖人君主でしかありえないので、絶対に腐敗しません。