アマゾンGoの次は、アマゾンスフィアー忙しい都市に熱帯雨林の楽園。Google、MicroSoftに負けない快適な環境を社員に
https://www.seattletimes.com/business/amazon/take-a-look-i...e-amazons-spheres-as-they-get-set-for-next-weeks-opening/

アマゾンの本拠地シアトルで、4000億円規模の都市キャンパスであるアマゾンスフィアがオープンした。
巨大なドームは格子型のフレームをガラスで覆った温室の環境だ。園内はアマゾンの造園家チームが4平方キロメートルある別の施設からコレクションしたものや、他で株を分けてもらって育てたものであり、とても手入れが行き届いている。
7番通りに面したNew worldと呼ばれる区域は南アメリカ由来のブラジルグレープなどの熱帯雨林の植物が植えられ、中心には大きなイチジクの木が植えられそこを螺旋状に散策通路が通っている。ゆっくりくつろぐためのラウンジチェアも置いている。
6番通りに面した区画はOld worldで、オーストラリア由来のシダ植物含むアフリカや東南アジア由来の植物が植えられ、中心の構造物にカフェテリアやレストランがあり、壁は200種類の植物を埋め込んでいる。
ドーム内は熱帯地域と同じ温度と湿度が自動制御で保たれ、サーバールームの排熱や外からの採光を利用も利用している。夜には光の量を自動調整して、熱帯地域の12時間の日照時間を再現している。
そのほか、多種の熱帯魚も鑑賞できる。

この施設は、主に社員のために提供するものであり、アイデアを捻り出したり、くつろいだり、同僚と議論するための快適空間を準備した。
アマゾンはグーグルなどの他の大企業とは異なり社員優遇の食堂やカフェテリアなく、自費であった。その代わりにこの快適環境を提供したのだ。
一部制限があるが、一般公開もされる予定である。シアトルにまた、あらたなランドマークが加わった。