「スパコン」社長を脱税容疑で再逮捕 自動車レース事業穴埋めか
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180124/k10011301091000.html

自動車レースで多額の損失

関係者によりますと齊藤社長は車が趣味で、
12年前に設立され自動車レースの事業を手がけていた東京の会社を実質的に経営していたということです。

この会社は当時、レーシングチームを運営していて齊藤社長がみずからハンドルを握りレースに出場することもあったということです。

しかし、この会社は10年ほど前に多額の損失を残したままレース事業から撤退し、
事業内容や社名を変更したということです。

その後、この会社は「PEZYComputing」の関連会社としてスーパーコンピューターの電子部品の開発を手がけるようになりましたが、
関係者によりますと齊藤社長は自動車レースの事業で出した多額の損失を穴埋めするため、
国の助成金を受けた事業でこの関連会社に業務を発注したように装い多額の資金を支払っていた疑いがあるということです。