>>624
米の事例が日本でも同様になるかどうかは解らんが

電力自由化はアメリカで失敗 値段は2倍、停電相次ぐ
http://www.thutmosev.com/archives/23815496.html
経済産業省が電力・ガスの自由化を進めようとしている。
新規事業者の参入を促して市場競争を起こし、電気を値下げさせるそうである。

しかし10年前にこれをやって大失敗した国があり、アメリカでは自由化で停電が頻発するようになり、電気料金は2倍になった。
欧州でも自由化した国は電気料金が上がり、失敗している。
なぜ自由化すると電気代が上がるのか?

政府が値段を統制していたのに、統制をなくしたら値上がりするに決まっている。
〜中略
テキサス州では自由化が成功したのだが、肝心の電気料金はどうなったかというと、自由化以降に急激に値上がりしている。
テキサスに殺到した新規事業者は新たな発電や送電設備を建設するので、客に請求した。
当たり前の結果で、なんと自由化前の80%も値上げした。

電力会社側は石油価格の上昇が原因だったと主張しているが、逆に言えば自由化によるコスト削減など、燃料価格の変動に比べて、数字に表れないほど微小なものだった。

石油価格の上昇で値上げしたと主張した電力会社は、シェールガスで安い燃料を使用するようになっても値下げしていない。
全米で最も成功したテキサス州ですら、自由化は失敗した。